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  • 2017/05/15
  • AnimeandManga illustrated編集部 萬澤 龍太

MFi編集部ブログ:MFi128「Gの真実」

“G"ってなんだかちゃんとご存知ですか?

東京スカイツリー エレベーターのGについても考察してみた。
加速度の単位「G」は、自動車雑誌にも時折登場する用語。F1マシンの最大加速Gが1.5G、フルブレーキングで最大減速Gが、4~4.5G。ジェット戦闘機の最大Gは9Gだ、なんて話を聞いたことがあるかもしれない。じゃあ、「Gってなんなの?」ということで、いろいろな角度からGについて考えてみた。

モーターファン・イラストレーテッドの128号では「G」の真実を特集として組んでいます。

Gってよく聞く言葉なんだけどじゃあGって何と問われれば9.8m/S2の加速度のこと、の一言で片付いてしまうのですが、クルマに関してGを話題にするときを考えると、「猛烈な加速G」「スムーズな減速G」「カーブでmax●G」みたいなエクストリームな話ばかりなのに気がつきます。

もちろんそういうGmaxも大切だとは思うのですが、普段のクルマの運転ではとうてい得られない数値ばかり。そうではなくてもっと、自分がブレーキを踏んだとき、急ハンドルを切ったとき、乗員に配慮して加速したとき──そんな「いつもの自分の入力」がどれくらいの値なのか、それを知りたくなりました。

そして調べていくうちに、本当に知りたいのはGのみならず、ジャークという存在であることがわかってきました。

 速さ:speed → 一定時間あたりに進む距離、単位はm/s
 速度:velocity → 単位時間あたりの変異量、単位はm/s
 加速度:acceleration → 単位時間あたりの速度の変化率、単位はm/s2
 躍度:jerk → 単位時間あたりの加速度の変化率、単位はm/s3

加速度の変化率。乗り心地と快適性に直結しそうなのが、おわかりになるかと思います。グラリとかフワリとかガクンなんてクルマの動きは、このジャークによるところが大きいです。躍度、加加速度ともいわれるこの変化率をいかに抑えるか、というメーカーやサプライヤーの取り組みを取材してみました。

なんか難しそうだなと思った方。加加速度はだれもが毎日体験しています。エレベーターがそう。あの乗り心地を創出しているのがジャークです。
ドン!と動かしてガツン!と止めたら、みんなグログロですよね。胃がつかまれるような重さを覚えたかつてのエレベーターはどこへ、最近の「ハコ」は全然不愉快を感じさせない運転が見事です。

もうひとつ。ジェットコースター。これなんかはまさにGmax!──と思って取材をしてみたら「そうではない」とおっしゃる。ジェットコースター=加速度じゃないの!?と思われたあなた、ぜひ今号のMFiをお手に取ってご覧ください。


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