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【速報!! 東京モーターショー2017 プレスカンファレンス全記事まとめ】

【第45回東京モーターショー2017会場から、メーカーの公式リリースを速報でお伝えします!】

第45回東京モーターショー2017会場から、メーカーのプレスカンファレンスの模様をを速報でお伝えします!
(プレス発表終了後、随時記事をアップしていきます)

《プレスカンファレンス スケジュール》 10月25日(水)プレスデー

【08:30】トヨタ 決意表明「今日からトヨタはクルマ会社を超えて人々の移動を助ける会社へ」[2017年10月25日更新]
【08:45】ダイハツ 全文掲載「軽商用車にも先進安全技術を搭載」目玉はDN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)とコンパーノ[2017年10月25日更新]
【09:00】トヨタ車体 新コンセプトの商用車とパーソナルモビリティ用のユニークなコンセプトカーを発表[2017年10月25日更新]
【09:30】ポルシェ・カイエンとパナメーラ・スポーツツーリスモが日本に上陸。[2017年10月25日更新]
【09:45】フォルクスワーゲン 次世代電気自動車拡大を力強く宣言。[2017年10月25日更新]
【10:00】アウディ 人間を“自由”にする自動運転化に邁進 [2017年10月25日更新]
【10:15】レクサス LSの将来像「LS+ Concept」を世界初公開![2017年10月25日更新]
【10:30】三菱自動車 新ブランドメッセージ”Drive your Ambition"と「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を発表 [2017年10月25日更新]
【10:45】日産 近未来の完全自動運転を具現化するニッサン初のクロスオーバーEVコンセプトを展示 [2017年10月25日更新]
【11:00】ルノー・スポール メガーヌR.S.でFF最速の座を奪還! [2017年10月25日更新]
【11:15】SUBARU スバルブースで世界初公開されたコンセプトカーは、WRXの未来像だった!![2017年10月25日更新]
【11:35】スズキ(四輪)「セーフティサポート」を軽自動車から小型車まで幅広く展開 [2017年10月25日更新]
【11:35】スズキ(二輪)「ワクワクを誰でも、どこへでも」をコンセプトにした3モデルの二輪を参考出品 [2017年10月25日更新]
【11:50】ホンダ(四輪)EVスポーツ「EV Concept」がワールドプレミア [2017年10月25日更新]
【12:05】ホンダ(二輪)次世代スタンダードは125cc!? スーパーカブC125/モンキー125ccが初披露 [2017年10月25日更新]
【12:20】カワサキ Z1の再来!Z900RS登場!!五感直撃のスタイル&サウンドアレンジ [2017年10月25日更新]
【12:35】ヤマハ ヤマハから4輪SUV登場! バイクが2台詰める「クロスハブコンセプト」[2017年10月25日更新]
【12:50】BRP 三輪バイクの“新しい楽しみ方”を提案[2017年10月25日更新]
【13:10】BMW日本初登場のBMWコンセプトZ4はスープラのロードスターバージョン? [2017年10月25日更新]
【13:25】アルピナ 世界で販売好調なアルピナがD5&B5ビターボ・ツーリングを披露 [2017年10月25日更新]
【13:40】マツダ マツダの今後を示すビジョンが2台のコンセプトモデルに凝縮 [2017年10月25日更新]
【13:55】メルセデス・ベンツ 未来のAクラス? メルセデスが提案する新世代EV、EQ A登場 [2017年10月25日更新]
【14:10】スマート 完全自動運転のコミューター、スマート・ヴィジョンEQフォーツー[2017年10月25日更新]
【14:25】プジョー 5008登場でSUVフルラインナップが完成! [2017年10月25日更新]
【14:40】DS DS7クロスバックは駐日フランス大使も太鼓判! [2017年10月25日更新]
【14:55】三菱ふそう、電気商用車ブランド「E-FUSO」を発表 [2017年10月25日更新]
【15:10】いすゞ、EVトラックのモニター市場投入を2018年より開始 [2017年10月25日更新]
【15:25】日野自動車 新型プロフィア、日野ポンチョEVなど働く商用車を5台展示 [2017年10月25日更新]
【15:40】UDトラックス トラックドライバーに優しい大型トラック「クオン(QUON)」を展示 [2017年10月25日更新]
【15:55】ボルボ・トラック「FHグローブトロッター」次期モデルを参考出展 [2017年10月30日更新]
【16:10】スカニア 東京モーターショー初出展のスカニアが会場で新モデルをアンベール!! [2017年10月30日更新]

【東京モーターショー2017 プレスカンファレンス2日目全記事 サプライヤー・新技術編】はこちら

トヨタ 決意表明「今日からトヨタはクルマ会社を超えて人々の移動を助ける会社へ」【東京モーターショー速報】



2017年、東京モーターショー開幕。プレスデー初日は、トヨタの記者会見から始まった。スクリーンには、START YOUR IMPOSSIBLEの文字。最初のサブライズは、クルマではなく登壇者だった。ブースに入りきれないほどのプレスたちは皆、当然のように豊田章男社長の登場を待っていたが、ステージに現れたのは、トヨタ初の外国人福社長、ディディエ・ルロワ氏である。

「今日からトヨタはクルマ会社を超えて人々の移動を助ける会社へ」

グローバル・ビジョンのコミットメントのもと、オリンピック・パラリンピックのパートナーシップもきっかけとして、グローバル企業としてのチャレンジをスタートするのだという。もちろんトヨタはずっと以前から真のグローバル企業だが、その表明は、トヨタのさらなる覚悟を感じさせるものだった。

トヨタは、1937年、豊田喜一郎の国の発展に欠かせないという想いかから、多くの人に不可能だと言われながらも、国の発展に欠かせないと、自動車の普及のために第一歩を踏み出した。これからは、MOBIRITY for ALL(すべての人に移動の自由を)の実現に向けて、将来のモビリティ社会を切り拓いていく。

カギとなるのは、人工知能とコネクテッド技術。「Concept-愛 i」は、ドライバーの心境を読み取り。ドライバーとのあいだに新しい関係を築くという。「愛 i-Work」「愛 i-Ride」など、すべての「愛 i-シリーズ」は、共通のAIエージェントを搭載し、それぞれ乗り換えても瞬時にドライバーとの関係が継続される。

新型クラウンに続いて、2020年までには、日米でほぼすべての乗用車にDCM(データ・コミュニケーション・モジュール)を搭載。クラウド上にあるトヨタの「モビリティ・サービス・プラットフォーム」に繋がるという。

電動化については、20年前にプリウスを発表し、その普及によって大きな環境貢献をしてきたトヨタ。20年にわたる1100万台以上の電動車の販売実績が、あらたなEV開発と競争力の源泉になると語る。マツダ、デンソーとともにEV量産化を視野に入れ、EVのアーキテクチャーを開発する新会社を立ち上げ、電動車を開発する新会社を立ち上げたのも、その一環だ。

ルロワ福社長は最後に、トヨタの誓いとして、「トヨタはクルマを愛している。もっといいモビリティをお届けする。楽しいと感じるモビリティを提供する。トヨタのチャレンジは始まったばかり」結んだ。
トヨタプレスブリー

CONCEPT 愛i
トヨタTjクルーザー
新型となった三代目センチュリー

トヨタプレスブリーフィング ルロワ副社長スピーチ全文

ルロワ副社長

皆様、おはようございます。
先ほどビデオをご覧いただいたとおり、「Start Your Impossible」(「不可能と思えることにチャレンジしよう」)が今日のキーワードです。
トヨタは、「グローバル・ビジョン」のコミットメントに沿って、オリンピック・パラリンピックのパートナーシップをきっかけとしたグローバルな企業としてのチャレンジをスタートいたします。
そのテーマが「Start Your Impossible」です。
本日より、日本でもトヨタの企業としてのタグラインとなるものです。
我々にとって、これは言葉以上に大きな意味を持つものであり、「Mobility for All」(「すべての人に移動の自由を」)の実現に向けた決意を表すものです。
すべての人が参画し、「限界」を打ち破れるような社会づくりに貢献すべくトヨタは、どんなに困難なことにも挑み続けます。
人それぞれの「限界」もあれば、身体的・社会的に課された「限界」もあるでしょう。
私たちはそのために、オリンピックやパラリンピックのアスリートから勇気やファイティングスピリットを学びたいと考えています。
アスリートは、母国の希望や想いを背負い、日々それぞれの困難を乗り越え続けているからです。
社長の豊田は、将来のモビリティ社会を切り拓くのは、「もっといい社会をつくりたい」という情熱で他者に勝る者、と申し上げています。
1937年、豊田喜一郎は当時の日本に自動車を普及させることが、国の発展に欠かせないと考えました。
多くの人に「不可能だ!」と言われながら、彼は仲間とともに最初の一歩を踏み出しました。
自動車業界がかつてないスピードで変化する今、私たちは新たな転換期を迎えています。
トヨタは、この変化は自らを変革する「チャンス」と捉えています。
ただ、我々がヒューマンサポートロボットやカーシェアサービスのような新しい領域に進もうとしているなかでも、クルマには特別な何かがあります。
どんな形であってもモビリティが実現すべき価値…それは「自由」です。
私たちが自由に移動できるとき、どんなことも可能になるのですから。
それこそが、クルマが楽しく、人々が単なる機械としてではなく、愛する対象としてクルマを見る理由だと思っています。
今日お披露目する「GR Hybrid Sports」そして「Tj Cruiser」は、「楽しくなければクルマじゃない」という我々の想いを体現しています。
また、「新型センチュリー」のような歴史的なクルマであっても50年間で2度目のフルモデルチェンジでお客様の心をワクワクさせるのです。
クルマへの愛は、時間とともに色あせるものではないのです。
同時に、我々の「モビリティ」への情熱はクルマに留まりません。
我々が提供する価値は、街中や家庭で、世界中の人々の移動をより助け、もっと便利にするテクノロジーへと拡がってきているのです。
カギとなる技術領域のひとつは、「人工知能」と「コネクティッドカー」です。
この「Concept-愛i」は、単なるデザインコンセプトでも、単なるクルマでもありません。
人工知能やコネクティッド技術によって、私たちの「パートナー」となる存在なのです。
ドライバーの心境を読み取り、事故のリスク要因を解消するために運転に集中させてくれます。
ドライバーが何を好むか、どのような情報が欲しいかを理解し、ドライバーとの間に新しい関係を築きます。
「Concept-愛i」はひとつではありません。
私の前にある「愛i-Walk」は、クルマが通行できないところにも移動の自由をもたらします。
そして、「愛i-Ride」は、車いすを利用する方々も使いやすい機構を備えることで、パーソナルモビリティへのバリアフリーアクセスを実現します。
すべての「愛iシリーズ」に「Yui」と名付けた共通のAIエージェントを搭載することで、乗り換えても瞬時にドライバーとの密な関係が継続されるのです。
人工知能により新たな価値をご提供するためには、コネクティッド技術とビッグデータが不可欠です。
私の左側にあるコンセプトをベースにした「新型クラウン」が、2018年には、日本のコネクティッドカーの新しい「基準」となるのは、それが理由なのです。
「クラウン」に続き、2020年までには日米でほぼ全ての乗用車に「データ・コミュニケーション・モジュール(DCM)」を搭載し、クラウド上にあるトヨタの「モビリティ・サービス・プラットフォーム」につなげていきます。
次に焦点となる領域は、自動運転です。
「Mobility for All」実現におけるキーテクノロジーでもあります。
トヨタでは、「ショーファー(自動運転)」と「ガーディアン(高度安全運転支援)」の両方を開発しています。
「ショーファー(自動運転)モード」においては、いつか私たちのクルマもすべての運転タスクをこなせるほどに賢くなり、現在は享受できていない人々にも「移動の自由」をもたらすでしょう。
「ガーディアン(高度安全運転支援)モード」では、人間と機械のスキルを融合することで、運転の自由な感覚を維持しつつ、システムがドライバーの安全を見守ります。
「ショーファー」も「ガーディアン」も、ドライバーとクルマがお互いに助け合う「チームメート」のような役割を果たすという、トヨタ独自の考え方を反映した安全システムなのです。
これを「モビリティ・チームメート」と呼んでいます。
2020年に高速道路で、2020年代前半には一般道を対象としたシステムとして実用化する予定です。
最後は「電動化」についてです。
トヨタは、初の量産「電動車」をちょうど20年前に、この東京のトヨタブースに出展しました。
電動車両の「先駆け」となった「プリウス」です。
私たちのメッセージは明確でした。「電動化はモビリティの未来を変えていく」ということです。
電動化の目的は、環境負荷を低減することにあります。
したがって、真の環境への貢献は、クルマが普及してこそ意味があります。
現在、トヨタは既に37の電動車を90か国以上で投入し、年間150万台近く販売しています。
グローバルな「電動車マーケット」では、トヨタのシェアは43%にも及びます。
20年にわたる1100万台以上の電動車の販売実績は、同時に、モーター・インバーター・電子制御ソフトウェア・電池など、それだけの数の電動化コンポーネントを開発し、改良してきたことを意味します。
次のステップであるEVの開発においても、これらの実績が我々の競争力の源泉となるのです。
EVが近い将来において重要なソリューションのひとつとなることは疑う余地がありません。
だからこそトヨタは、マツダ、デンソーとともに、EV量産化を視野に入れてEVのアーキテクチャーを開発する新会社を立ち上げたのです。
また、トヨタは次世代電池の研究にも長年取り組んできました。
そのなかで、「全固体電池」は、航続距離を飛躍的に改善するポテンシャルから「ゲームチェンジャー」となりうる技術だと考えています。
トヨタは全固体電池に関する特許出願件数において世界トップです。
現在、200名を超える技術者とともに、2020年代前半の実用化を目指して、開発を加速しています。
これは、燃料電池車(FCV)への我々の取り組みが後退するという意味ではありません。
今日ここ日本では、水素社会実現への「トヨタの変わらぬ意志」を象徴するFCV2台をご紹介いたします。
「Fine-Comfort Ride」は、広々としたインテリアに加えて、約1000キロもの航続距離を備えるプレミアムFCVの可能性を示しています。
FCバスコンセプト「SORA」は、東京で既に運行する2台のFCバスがさらに進化したものです。
来年を皮切りに、100台を超える「SORA」が順次、東京の都心エリアで運行されることになります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、これらのチャレンジにおける重要なマイルストーンです。
我々が考える「Mobility for All」の将来をご紹介する機会にしたいと思っています。
東京大会に向けて、新型「JPN Taxi」が変える東京の街並みもご覧いただけると思います。
「JPN Taxi」は、ユニバーサルデザインにより、日本での「おもてなし」をさらに感じていただけるクルマです。
大会では、Concept-愛iシリーズの一部や自動運転車を皆さんにお見せすることになるでしょう。
また、「水素社会」のさらなる進展もご覧いただけるでしょう。
最後に、あらためてトヨタの誓いを申し上げさせてください。
トヨタはクルマを愛しています。
テクノロジーが「限界」を越えていくことを可能にするなかで、より多くのお客様に「もっといいモビリティ」をお届けします。
そして、「楽しい!」と感じていただけるモビリティを追求していくことをお約束します。
トヨタの「Impossible」は始まったばかりです。
2019年に、そして2020年に東京でまた会いましょう。
ご清聴ありがとうございました。

ダイハツ 全文掲載「軽商用車にも先進安全技術を搭載」目玉はDN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)とコンパーノ

ダイハツ工業 代表取締役社長・奥平総一郎氏

第45回東京モーターショー:ダイハツブースにおけるプレスカンファレンスが午前8時45分より開催された。奥平社長は「Light you up」のスローガンに合わせたこれからの軽自動車の進むべき姿、ダイハツが提案していきたいライフスタイルの多様化を提案した。

(ダイハツ工業 代表取締役社長・奥平総一郎氏 全文)
皆さま、本日はダイハツブースにお越しいただき、まことにありがとうございます。ダイハツの奥平でございます。私からは2点、これからのダイハツのクルマ作りと、今回のブース、コンセプトカーについて申し上げたいと思います。

ダイハツは今年、創立110周年を迎え、これを機に新しいグループスローガン「Light you up」──らしく、ともに、軽やかに──を策定いたしました。お客さまひとりひとりを照らし、輝いたライフスタイルと、軽やかな気持ちを届けたいという思いを込めたスローガンでございます。今後は、この「Light you up」を指針に、モノ作りとコト作りの両輪で、ダイハツブランドを進化させてまいります。この東京モーターショーでも出展テーマを「Light you up」とし、スローガンに込めた思いをブースやコンセプトカーで表現いたしました。

さて、創業以来ダイハツは小さなクルマにこだわり、お客さまの暮らしに寄り添った良品廉価なクルマ作りを行ってまいりました。現在スモールカーは地方にお住まいの方や女性、シニアのお客さまを中心に、日常生活になくてはならないモビリティとしてご愛用いただいております。おかげさまでダイハツは、11年連続で軽のシェアナンバーワンを獲得し、軽の技術を生かしたコンパクトカーはインドネシア、マレーシアでも活躍しております。今後も軽を核としたダイハツならではの、小から大のクルマ作り、すなわちDNGA「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ」を実現し、さらに良品廉価を磨き上げることで、お客さまに軽やかに輝いた暮らしをお届けいたします。

そしてDNGAの開発には、昨今注目が高まっておりますEVや自動運転などの先進技術も含まれております。キーワードは「先進技術をみんなのものに」です。ダイハツが軽で初めて実現した衝突回避システム「スマートアシスト」のように、お客さまの暮らしに役立つ先進技術を、お求めやすい価格でご提供すること、そして安全、環境、つながり合う社会、さまざまな分野で普及させることが私達の使命です。とくに安全分野では今後もスマートアシストを進化させ、すべてのお客さまが自由に安心して、移動できるアシスト機能を目指してまいります。たとえば将来的には、ご高齢でご自身での運転が困難なお客さまがひとりで移動できるクルマを提供し、お客さまのモビリティライフを豊かにするお手伝いをしたいと考えております。

まずはいますぐできることとして、年内にも軽商用車のハイゼットカーゴにスマートアシストIIIを搭載し、商用車にも本格的にスマアシを展開してまいります。環境分野ではパワートレーンの電動化は今後必要不可欠な技術であり、われわれもEV、ハイブリッド車の開発に取り組んでおります。毎日の仕事や通院、買い物など、日常生活に密着したスモールカーにこそ、どこでも充電できてメンテナンスもしやすいEVはマッチすると思っています。バッテリーの価格や大きさなど、小さなクルマでの電動化のハードルはまだ高いと思いますが、ダイハツの得意とするパッケージ技術を生かし、どなたにも手が届きやすいEV、ハイブリッドを開発したいと考えております。

DN PRO CARGO(ディーエヌ プロカーゴ)とミゼット

さて、ここからは本日お披露目いたしましたコンセプトカーについてでございます。今回はDNGAを実現したのちのダイハツラインアップをイメージしていただける、軽からコンパクトカーまでのさまざまなバリエーションといたしました。少子高齢化や働き方の多様化など、日本における身近な社会環境の変化にお応えしたい。活躍するシニアや女性を応援したい。こうした思いを込めたそれぞれのコンセプトカーで、ダイハツらしい軽やかに輝いた暮らしを提案します。

あちらのDN PRO CARGO(ディーエヌ プロカーゴ)は、1957年に発売したミゼットの使い勝手の良さを継承し、シニアや女性でも使いやすい低床フラットフロアや室内大空間、使う方の用途に合わせたマルチユニットシステムが特長となっております。これまで商用車は使いにくいと思っていた方に、このクルマならもっと仕事がしやすいと感じていただけるよう工夫を凝らしました。未来の、働く人のパートナーとして、お客さまの働き方を変える。乗る人、使う人のだれもがマルチに使える軽商用EVとしております。

DN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)とコンパーノ

こちらはDN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)でございます。コンパーノという名前に懐かしさを感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。1963年に発売したコンパーノの、伸びやかでスタイリッシュなデザイン思想を継承し、おとなふたりがゆったりと過ごせる室内空間を実現したコンパクト4ドアクーペとしております。今後高齢化が進む中で、いくつになってもアクティブに暮らしたいという方々に喜んでいただけるのではないでしょうか。ちょっとしたドライブや近所のおしゃれなカフェに夫婦ふたりで出かける。お出かけがさらに若々しさを保つ。そんな暮らしをご提案いたします。パワートレーンは1ℓターボです。1.2ℓハイブリッドも搭載可能としております。快適なドライブを楽しんでいただけると考えております。

DN TREC(ディーエヌ トレック:手前)とDN MULTISIX(ディーエヌ マルチシックス:奥)

そのほかにも子育てファミリーにとっての使い勝手を追求し、仕事に、育児に忙しいママにゆとりをもたらすDN U-SPACE(ディーエヌ ユースペース)。日常と趣味の両立を実現するアクティブ、ファン、タフをテーマとしたコンパクトSUV・DN TREC(ディーエヌ トレック)。家族の成長に合わせ多人数乗車を必要とするお客さまに提案するDN MULTISIX(ディーエヌ マルチシックス)。これらのクルマもぜひのちほどご覧ください。

今後もダイハツは、よりお客さまに寄り添ったクルマ作りを進めてまいります。これからのダイハツにどうぞご期待ください。ご清聴、ありがとうございました。

ポルシェ・カイエンとパナメーラ・スポーツツーリスモが日本に上陸。

七五三木敏幸代表取締役社長によるプレゼン

輸入車で最初のプレスカンファレンスとなったポルシェは代表取締役社長の七五三木敏幸のプレゼンから始まった。SUVとツーリングワゴンとはいえ、スポーツカーメーカーらしいプレゼンテーションであった。

3代目となる新型カイエン

今回の展示コンセプトは「インテリジェント進化と挑戦」をテーマに、スポーツカーの過去現在未来を示した。メインとなるのはジャパンプレミアとなる3代目カイエンと、アジア初披露となるパナメーラ・スポーツツーリスモだ。

フランクフルト・モーターショーで発表されたカイエンは日本初上陸となる。3グレード展開でベースグレードのカイエンでも340psの3リッターV6ターボを搭載し、上位グレードのカイエンSは440psを発生する2.9リッターV6ツインターボ、トップグレードのカイエンターボは4リッターV8ツインターボの550psとなる。

リヤアクスルステア、前後異サイズのタイヤを採用するなどサーキットでのパフォーマンスと共に快適性も両立したと謳う。もちろん現代的なハイパフォーマンスカーとして先進安全技術も盛り込まれ、ACCを日本では標準装備としたり、12.3インチのタッチスクリーンやメーターにも7インチスクリーンが採用されるなど最新モデルらしい仕上がりとなっている。受注は本年中に開始される予定だ。

新型パナメーラ・スポーツツーリスモとヴァイザッハから来日したデザイナーの山下周一氏

プレスカンファレンスにはヴァイザッハのR&Dセンターからエクステリアデザイナーの山下周一氏を招き、プレゼンが行われた
山下氏はパナメーラ・スポーツツーリスモをまさに担当したデザイナーで、カイエン同様のエンジンラインナップ(3リッターターボ、2.9リッターツインターボ、4リッターツインターボ)にハイブリッドモデルを加えた5グレード展開となる。全グレード8段PDKにAWD。4シーターのパナメーラよりも実用性を重視しており、5名乗車で荷室容量はサルーンと較べて50リッター増加した。
ただし、実用的とはいえポルシェらしいのは社内ではワゴンではなくスポーツツーリスモと呼ぶという。ブランドアイデンティティと各モデルのアイデンティティをきちんと両立しながらのデザインに気を払ったという。

後方に行くに従い絞られるルーフなどは911にもつながるデザインである。特にリヤランプの造形は夜、遠くからでもポルシェだとわかるだろう。また、ル・マン24時間レースにも通じる4ポイントヘッドランプやアクティブリヤスポイラーなどモータースポーツとのつながりも感じられる仕上がりとなっている。こちらも日本への上陸が楽しみだ。

最新のポルシェ911GT3と911GT3カップ

もちろん991型911の真打ち登場とばかりにGT3が登場した。最高出力368kW(500ps)を8250rpmという高回転で発生する4リッター水平対向6気筒エンジンは自然吸気の魅力に溢れた1台となる。その後ろに控える911GT3カップ。最新型GT3と同様に4リッターとなり、2018年シーズンのポルシェ・カレラカップジャパンはこのニューマシンで争われることになる。

ポルシェ356スピードスター

展示された356スピードスターはポルシェミュージアム所蔵のミントコンディション。東京モーターショーで展示するために輸送されたそうだ。

【東京モーターショー速報】VW、次世代電気自動車拡大を力強く宣言。

eモビリティの普及を宣言するユルゲン・シュタックマン氏

VWの東京モーターショー2017プレスカンファレンスは彼らのEV戦略やビジョンが明確に語られた。2025年までにeモビリティを年間100万台販売する目標を掲げるフォルクスワーゲン。そのプロセスとしてユニークなI.D.ファミリーの存在がある。

「揺るぎないEVへの注力」。フォルクスワーゲンの東京モーターショー2017におけるプレスカンファレンスは、いかに彼らがEVに向けて着々と戦略を進めているかが窺い知れるものだった。

フォルクスワーゲン乗用車ブランド セールス・マーケティング・アフターセールス担当取締役のユルゲン・シュタックマン氏は、2025年までにフォルクスワーゲンがeモビリティのリーダーになることを目指し、年間100万台のeモビリティを販売するという目標を発表した。

そのプロセスの第一歩として、フランクフルモーターショーで発表したSUVの「I.D.CROZZ」、そして今回の東京モーターショーで披露した現代に蘇ったタイプ2である「I.D.BUZZ」を始めとする次世代の電気自動車である「I.D.ファミリー」である。

シュタックマン氏によるとI.D.BUZZを今年初めのデトロイトショーで展示した後、多くの人から販売を希望する声やメールが届いたという。サーフカルチャーを牽引したワーゲンバスは、未だに世界中の人から人気があるのだろう。仔細にI.D.BUZZを眺めると、1960年〜70年代のタイプ2の伝統とクールな雰囲気を受け継いでいる。

フォルクスワーゲンは、この自動運転と最大航続距離600kmを実現したI.D.BUZZを手頃な価格で販売することを決めたという。これは今から楽しみだ。

一方フォルクスワーゲングループジャパンのティル・シェア代表取締役は日本へ今後導入する怒涛の商品戦略について熱く語った。先週発表したばかりのプラグインハイブリッド「ゴルフGTE」、フォルクスワーゲンとしては日本初のEVモデルとなる「e-ゴルフ」、来年初めに発売するTDIディーゼルエンジン搭載の「パサート・ヴァリアントTDI」、来春発売の新アーキテクチャーMQBを採用した新型「ポロ」、事実上のパサートCCの後継モデルでフォルクスワーゲンの新たなフラッグシップとなる5ドアクーペの「アルテオン」などだ。

実に見ごたえのある導入済、あるいは導入間近のモデルが数多控えるフォルクスワーゲンブース。彼らの次世代戦略を意識しながらこれらのモデルを眺めると、日本の自動車メーカーもうかうかしていられないと感じた。

現代に蘇ったタイプ2

I.D.BUZZ

かつてサーファーたちを虜にしたワーゲンバスこと「タイプ2」を電気自動車として現代に蘇らせたモデルが「I.D.BUZZ」だ。車名にI.D.が冠されていることからもフォルクスワーゲンの次世代EVファミリーのうちの1台ということがわかる。

ボディサイズは全長4922×全幅1976×全高1963mmと大柄で、2つの電気モーターによる4WDシステムを採用。システム合計出力374ps、最大航続距離600kmを実現している。2022年に生産が決定しているので、今から楽しみだ。

ピリ辛ホットハッチ!

UP! GTI

かつてのルポGTIオーナーに朗報! UP! GTIは全長3600mm程度の小柄なボディに最高出力115ps、最大トルク200Nmを発生する1L直3ターボエンジンを搭載する、正真正銘の小型ホットハッチだ。

ベースモデルのUP!は5速AMTを採用するが、UP! GTIは6M速MTを搭載する。導入時期は未定だが、2018年内には日本に導入されるだろう。

流麗な5ドアクーペ

Arteon

パサートCCの事実上の後継モデルとなる流麗な5ドアクーペ。パサートをベースとしているため、5ドアクーペでありながらもリヤシートのヘッドルームは余裕のあるサイズを実現している。

搭載されるエンジンは280psを生み出す2L 4気筒ターボで、駆動方式は4WDとなる。日本に導入されるのはスポーティなRラインのみとなる。価格は549〜599万円。

3ナンバーサイズに拡大

ポロTSIハイライン

6代目となる新型ポロはついに全長が81mm延長の4053mm、全幅は69mm延長の1751となり、初の3ナンバーサイズとなった。

プラットフォームはゴルフで定評のあるMQB(正式にはMQB A0)を採用しており、ゴルフ譲りの高速安定性やドライバビリティを実現しているという。搭載されるエンジンは95psの1L直3ターボとなる。

トヨタ車体 新コンセプトの商用車とパーソナルモビリティ用のユニークなコンセプトカーを発表

トヨタ車体 新コンセプトの商用車とパーソナルモビリティ用のユニークなコンセプトカーを発表

東京モーターショーのトヨタ車体ブースにおいて、「Focus your lifestyle 人に寄り添う車」をキーメッセージとして2台のコンセプトモデルが発表された。

電動化や自動運転、コネクテッドといった最新技術を搭載し、環境、安全といった社会課題にも対応してゆく」と宣言するトヨタ車体の増井敬二社長より、「人々の生活や仕事、街や社会に真摯に向き合い、乗る人や働く人にやさしいクルマづくりへの思いを形にした」という2つのコンセプトモデルのベールがはがされた。

LCV CONCEPT(ライト•コマーシャル•ビークル•コンセプト)

一台は「LCV CONCEPT(ライト•コマーシャル•ビークル•コンセプト)」と銘打たれた商用車で、コンパクト・フレキシブル・マルチユースをキーワードに、商用車に求められる、耐久性、経済性、積載性に、乗る人や働く人に“やさしい”をプラスした新発想のマルチバンという。
このコンセプトモデルは、小口配送ビジネスの拡大を見据え、増加する女性の配達スタッフにもやさしい機能が与えられた小型デリバリーバン「LCV D-CARGO CONCEPT(エル•シー•ブイ•カーゴ コンセプト)」

さらにこのD-CARGO CONCEPTをベースとして、世界で活躍するビジネスパーソンに快適なプライベート空間を提供する「LCV BUSINESS LOUNGE CONCEPT(エル•シー•ブイ•ビジネ•ラウンジ コンセプト)」と、2020の東京オリンピック•パラリンピックを睨んだと思われる、車いすアスリートが、ひとりで楽に競技用具を積み込んで快適に運転することのできる機能を搭載した「LCV ATHLETIC TOURER CONCEPT(エル•シー•ブイ•アスレチック•ツアラー コンセプト)」という2つの発展型も同時に発表された。

LCV BUSINESS LOUNGE CONCEPT(エル•シー•ブイ•ビジネ•ラウンジ コンセプト)
LCV ATHLETIC TOURER CONCEPT(エル•シー•ブイ•アスレチック•ツアラー コンセプト)

WONDER-CAPSULE CONCEPT(ワンダー•カプセル•コンセプト)

もうひとつのコンセプトモデルは「WONDER-CAPSULE CONCEPT(ワンダー•カプセル•コンセプト)」は、トヨタ車体が思い描く、すぐ先の未来。カーシェアリングやライドシェアリングの時代を想定し、シェアリングの機能性、利便性をミニマムサイズに詰め込んだ、だれもが気軽に移動を楽しむことができる二人乗りの超小型モビリティだ。

アウディ、人間を“自由”にする自動運転化に邁進

自動運転への想いを熱く語る斎藤社長

自動運転技術の段階的な推進化、そしてスポーツカーに対するピュアな想い。アウディのプレスカンファレンスは今後の希望に満ちたものだった。

アウディの東京モーターショー2017のブースは極めてモダンで先進的だ。新型A8を400本以上もの3D LEDで取り囲むなど、アウディブランドらしい先進感とプレミアム感に満ちている。この空間デザインは日本オリジナルで造ったものだという。

さて、肝心のプレスカンファレンスだが、アウディジャパン代表取締役社長の斎藤 徹氏はアウディが推し進める自動運転をテーマに語った。巷では、やれレベル3だ、やれレベル4まで進んだ! など自動運転技術の段階がもっぱら話題の中心となっているが、斎藤氏によるとアウディはそれ自体を最重要事項とは捉えていないという。レベルよりも自動運転技術がもたらすユーザーメリットこそが、最も大事なものだと。

例えば都市生活者において、自動運転技術が進めば、移動時間に仕事や趣味などに費やす時間が捻出でき、時間を有意義に使えるようになる。それこそ、自動運転は“自由”を生み出す可能性があるのだ。

アウディは自動運転技術は段階的に進歩し、それぞれの国の法規に合わせて人々が享受できる時代が来るのだと考えているという。来年発売の新型A8に搭載されるAIトラフィックジャムパイロット機能はレベル3を実現しており、60km/h以下の低速で交通が流れているときにドライバーに代わってステアリングやブレーキ、加速・発進まですべての操作を自動で行ってくれる。

そして今回の目玉であるエレーヌ・コンセプトは、高速道路で130km/h以下での完全自律走行を可能としたEVモデルだ。こちらはレベル4を実現している。

発売間近のA8やエレーヌコンセプトは、まさに冒頭で斎藤代表取締役が語った安全移動しつつ、時間からの解放を体現するモデルたちといえるだろう。

自動運転化を推進する一方で、アウディはクルマの持つ根源的な楽しさ=スポーツカーの精神も忘れてはいない。その証拠として今季よりフォーミュラEにファクトリーチームとして参戦している。また、アウディスポーツが制作するハイパフォーマンスカー群もアウディのスポーツカーに対する熱意の象徴だろう。

自動運転とスポーツカーへの熱き想い。非常に“ホット”なプレスカンファレンスであった。

最大500kmの航続距離を実現

Elane concept

4月の上海モーターショーで披露された「e-トロン・スポーツバック・コンセプト」の進化形・電気自動車。アウディらしく3つのモーターを用いたフル電動のクワトロシステムを採用。床下に95kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載することで、一充電あたり最大500kmを超える航続距離を実現したという。

また新型A8に採用されるAIトラフィックジャムパイロット機能を拡張した、高速道路で車線変更などの運転操作を自律的に行う「AIハイウェイパイロット」というより高度な自動運転システムを備える。

発売決定の次世代SUV

Q8 sport concept

次世代のプレミアムSUVとして導入を予定しているコンセプトモデル。ボディサイズは全長5.02m、全幅2.05m、ホイールベース3mの大柄なボディを採用する。

パワートレインは2つのターボチャージャーを備える3L V6TFSIエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。電動コンプレッサーを採用したことで、低回転からレスポンスの良い加速を実現したという。最高出力は331kW(450ps)。

レベル3の自動運転技術を持つ

新型A8/A8L

4代目へと進化を果たしたアウディのフラッグシップサルーン。剛性の高いアルミとカーボン、鉄を組み合わせたコンポジットボディを採用。ボディサイズは全長5172mm(ロングボディは5300mm)と先代よりも大柄となった。

パワートレインはガソリンとディーゼルが用意されるが日本には3L V6と4L V8が導入されるだろう。世界初のレベル3の自動運転システムが採用されているが、こちらは2018年以降、法的条件が整った国より適用予定。

超高性能スポーツワゴン

新型RS4アバント

アウディスポーツが開発した高性能スポーツワゴン。先代のRS4アバントを170Nm上回る460ps/600Nmの2.9L V6TFSIバイターボエンジンを搭載。

組み合わせられるトランスミッションは8速ティプトロニックで、駆動方式はもちろんフルタイム4WDのクワトロとなる。 0→100kmh加速は4.1秒、最高速度280km/hを誇る俊足の持ち主だ。

【東京モーターショー速報】レクサス LSの将来像「LS+ Concept」を世界初公開!

東京モーターショーで世界初公開されたLS+ Concept。前に立つのがLexus International President 澤 良宏氏

登場以来、常にユーザーの期待を超える、エポックメイキングなモデルの創造を目指してきたレクサス。澤 良宏Lexus International Presidentは、1989年の初代LSから始まったブランドの歴史を振り返りつつ、これからのチャレンジの姿勢をさらに強調する意思表示から、プレゼンテーションをスタートした。

澤 良宏Lexus International President。Lexus Sport Yacht Conceptにも触れた。

今年春に発売を開始した2ドアクーぺLCでは、理屈抜きにカッコいいデザインとドライビングの楽しさを訴求、さらにクルマに留まらずモーターボートのLexus Sport Yacht Conceptをライフスタイルブランドとして新しく提案するなどの活動を振り返り、同ブランドの感性価値をアピール。しかもこのようなブランドづくりの活動に、トヨタ自動車のトップである豊田章男自らが参画しているというユニークな点にも触れた。

そして、その途絶えることのないチャレンジを表現した、ワールドプレミアのコンセプトカーLS+Conceptを披露。先週発売を開始したばかりの新型LSのさらに先を行く、新たなレクサスデザインの可能性と、2020年に向けての自動運転テクノロジーを兼ね備えたこのモデルの概要を説明した。

レクサスは、ブランドづくり活動にトヨタのトップである豊田章男社長自ら参画している。
LS+ Concept LEXUSのデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づいた次世代デザインの方向性を示すモデル
LS+ Concept より大胆に進化したスピンドルグリルを与えられた。

LS+Conceptのボディ前後の意匠には、空力性能や冷却性能、先進技術を盛り込んだランプなど新たなデザインランゲージを表現。自動運転技術では「Highway Teammate」を搭載している。これは2020年の実現を目標とした、自動車専用道路において入口ランプの通過から目的地のランプを降りるまでの区間で、合流や分岐、前方車両の追い越し、レーンチェンジをクルマ側から運転者に提案してくるという制御で、運転者が承認すると自動運転で安全・快適に目的地まで移動できるという。さらに「Urban Teammate」という次の技術の開発も同時に進行して行くことを明言。これは2020年代前半に、一般道路での自動運転を実現するというものだ。

 澤プレジデントは、レクサスの将来の方向性を示したモデルとしてこれらのLS+Conceptの特徴を述べたが、「挑戦的なデザイン」「すっきりと奥深い走り」「匠の技」「「創造的な先進技術」という4つの軸で、今後も驚きと感動の体験をレクサスは提供していく、という力強い言葉で、プレスカンファレンスを締めくくった。

LS+ Concept
LS+ Concept

LS+ Conceptは、フラッグシップセダン「LS」の将来像を示唆し、最先端技術を搭載したコンセプトカー。先進的かつ威厳のあるデザイン、2020年の実用化を見据えた自動運転技術の搭載など、LEXUSの先見性を象徴するモデルとして開発された。

LEXUSフラッグシップセダン「LS」の将来像をイメージした先進的で威厳のあるデザイン
・将来のLSを示唆するコンセプトカーとして、LEXUSのデザインフィロソフィー「L-finesse*3」に基づいた次世代デザインの方向性を示すとともに、フラッグシップとしての威厳ある表情を創出。また、大型グリルシャッターにより冷却性能と空力性能を両立させ、より大胆に進化したスピンドルグリルのほか、一部の光源にレーザーを用いた灯火類や電子アウターミラーなどにより、LEXUSならではの先見性も表現している。
実用化を見据えた最先端の自動運転技術

・自動運転技術で全ての人が、安全、スムーズ、自由に移動できることを追求。具体的には、2020年の実用化を見据えた自動運転技術「Highway Teammate」を採用し、自動車専用道路において入口ランプウェイから出口ランプウェイまで自動走行することを可能としている。実際の交通状況に応じて車載システムが適切に、認知・判断・操作することにより、自動車専用道路での合流、レーンチェンジ、車線・車間維持、分流などを実現した。

・クルマとデータセンターを通信でつなぎ、ソフトウェアを更新することで機能の追加を図るほか、道路や周辺データなどのビックデータを用いて学習させた人工知能(AI)により、高性能な自動運転を実現し、ともに成長する新しい時代の愛車像を提案する。

“F”10周年記念特別仕様車

RCF“F”10周年記念特別仕様
RCF“F”10周年記念特別仕様
RCF“F”10周年記念特別仕様 上質なインテリア
RCF“F”10周年記念特別仕様 シフトノブ
GSF“F”10周年記念特別仕様
GSF“F”10周年記念特別仕様
GSF“F”10周年記念特別仕様

Lexus International President 澤 良宏 プレス発表全文

Lexus International President 澤 良宏

皆様、おはようございます。
Lexus International Presidentの澤でございます。
本日は、東京モーターショー、そしてLEXUSブースへお越しいただき、誠にありがとうございます。
私たちLEXUSは、1989年にそれまでの高級車の概念を覆すエポックメイキングなモデルとして、初代LSを発売して以降、常にお客様の期待を超えることを目指して参りました。
先週、発売いたしました5代目となる新型LSも、まさにその想いを込めて開発したモデルです。
LEXUSは、クルマやブランドが生み出す皆様の時間や空間が唯一無二の体験となるようなライフスタイルの提供を目指しております。
そのために時代を先取りし、新たな驚きと感動を提供することを信念とし、LEXUSは常にチャレンジを続けて参ります。
今年の年初に発表した新しいタグライン「EXPERIENCE AMAZING」にはまさにそのような想いが込められております。
クルマづくりでは、今年の春に発売しました「LC」において理屈抜きにカッコいい「デザイン」と気持ちのいい「走り」にこだわり、新しいLEXUSの感性価値を追求いたしました。
また、同じく今年発表いたしました「Lexus Sport Yacht Concept」はクルマに留まらないライフスタイルブランドとして新しく提案したコンセプトです。
LEXUSは、このようなブランドづくりの活動に、トップである豊田自らが参画している大変ユニークなブランドです。
マスタードライバーも務めている豊田の想いも受け継ぎながら、ライフスタイルブランドとして、LEXUSはこれからもチャレンジを続けて参ります。
今日は、途絶えることのないチャレンジを表現したコンセプトカーをご紹介いたします。
どうぞ、ご覧ください。
いかがでしょうか?
LEXUSは、先週発売いたしました最新の安全技術を搭載した新型LSに留まることなく、その先の2020年に向けて、更なるチャレンジを続けて参ります。
この「LS+ Concept」は私たちが考えるLEXUSデザインの新たな可能性と、近い将来に実現を目指す最新の自動運転技術を兼ね備えたコンセプトカーです。
デザインは、LEXUS独自のデザインフィロソフィーである「L-finesse」に基づいた次世代のスタディとして、先進的かつ威厳のある造形を実現し、大胆さと緻密さの、相反する要素を調和させる二律双生のデザインへと昇華させております。
また、フロント、及び、リアのデザインは、空力性能、冷却性能、ランプなどの創造的な先進技術と意匠を高次元で融合し、新しいデザインランゲージを表現しております。
先進技術では、とりわけ自動運転技術において、「安全で、スムースかつ効率的なモビリティを、全ての方々が享受できる」社会を目指して参ります。
具体的には、2020年に自動車専用道路での自動運転を実現する「Highway Teammate」を搭載しております。
高速道路入口のランプを通過し、目的地のランプを降りるまでの区間を自動運転により移動できるよう、合流や分岐、前方車両の追い越し、レーンチェンジをクルマ側から提案いたします。
その後、ドライバーが承認することで、安全・快適に目的地まで移動することが可能となります。
さらに、クルマとデータセンターを通信でつなげ、クルマのソフトウェアをアップデートする方式を採用いたします。
通信により、新しい機能の追加や向上を図り、より良いサービスへの拡充を可能といたします。
また、道路や周辺データなどのビッグデータを用いて学習した人工知能(AI)により、クルマの認知・判断性能を格段に向上し、高性能な自動運転を提供して参ります。
こういったLEXUSによる人を中心とする先進技術により、クルマがドライバーの状態を把握し、サポートすることで、より安心で心地よく運転できるクルマを実現して参ります。
LEXUSは、自動車専用道路に留まらず、一般道路での自動運転の開発も進めて参ります。
「LS+ Concept」の進化をさらに高め、その先の2020年代前半に一般道路での自動運転を実現する「Urban Teammate」の投入にも取り組んでおります。
レベル4以上の自動運転技術の実現に挑戦し、「全ての人が、安全、スムース、自由に移動できるモビリティ社会の実現」を目指して参ります。
ご紹介いたしましたように、この「LS+ Concept」は、LEXUSの将来の方向性を表現したモデルです。
しかし、LEXUSのチャレンジはこれだけではございません。
私たちは、「挑戦的なデザイン」、「すっきりと奥深い走り」、「匠の技」、「創造的な先進技術」の4つの軸で、驚きと感動の体験をこれからも提供して参ります。
近い将来、皆様に新たなニュースを、お届けすべく、活動を続けて参りますので、ぜひ、ご期待ください。
ご清聴、ありがとうございました。

スバルブースで世界初公開されたコンセプトカーは、WRXの未来像だった!!

株式会社SUBARU 吉永泰之代表取締役社長

多くの報道関係者で埋め尽くされたスバル・ブースでは、定刻の11時15分のプレスブリーフィングで注目のコンセプトカーがベールを脱いだ。その名は、SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT。その美しいボディには、スバルが考える次世代スポーツモデルの提案が満載されていた。

SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT

スバルブースでは、SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTが世界初公開された。将来の自動運転技術普及期を見据え、アイサイトを核とした高度運転支援技術を、運転を積極的に愉しむスポーツセダンボディに搭載することで、スバルらしい愉しいドライビングの世界観を提示したモデルだ。

壇上に立った株式会社SUBARUの吉永泰之代表取締役社長は、このコンセプトカーに対する思いを次のように語った。

「これまでもSUBARUブランドを表現するためにコンセプトカーを発表してまいりましたが、本日、皆さまに改めてお伝えしたいのは、最高の『安全』性能を実現しつつ、SUBARUの走りをはじめとする、クルマの様々な『愉しさ』を追求し続ける想いです。そのような私たちの意思を形にしたものが、SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTです」

SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTは、WRXをイメージさせる張りのあるボディデザインが美しいコンセプトモデルで、VIZIVシリーズ初となるセダンボディを採用した。スバルでは、『SUBARU の優れた走行性能を象徴する歴代車種や、50年以上に渡り進化を追求してきた水平対向エンジンを核としたシンメトリカル4WDをイメージソースとし、将来に渡って引き続きSUBARUが追求していく「走る愉しさ」をスポーツセダンとして表現しました』と発表している。

「安心・安全なクルマづくりについては、高い安全性能を絶対条件とする航空機メーカーとして100年前に誕生して以来、SUBARUには世界最高水準の安全を追求するDNAが根付いています。私たちは、独自の暗転支援システム・アイサイトを進化させ続け、交通事故ゼロを追求しています。今年6月に発表した高度運転支援技術“アイサイト・ツーリングアシスト”は、事故ゼロの実現と、その先にある自動運転に向けた進化のワンステップです」と吉永代表は語る。

ボディデザインは、WRCを席巻したインプレッサ、現在も世界のモータースポーツで活躍しているWRXといったモデルを意識しつつ、スバルの最新デザインフィロソフィである「DYNAMIC × SOLID」に基づき次世代スポーツセダンを表現したという。ボディサイズは、全長4630×全幅1950×全高1430mm、ホイールベースは2730mmと公開されている。

ちなみに車名の「VIZIV」は「Vision for Innovation」を語源とする造語で、革新のための未来像という意味を持っている。

VIZIV PERFORMANCE CONCEPT以外の展示も魅力満点だ!!

このほか、スバル・ブースでは参考出品モデルとして、レガシィ アウトバック・リミテッド スマートエディション、SUBARU XV ファン・アドベンチャーコンセプト、インプレッサ・ヒューチャースポーツコンセプトの3台を展示。

SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPT
INPREZA FUTURE SPORT CONCEPT

また、国内市場向けSTIハイパフォーマンスモデル2車種、S208とBRZ STI Sportを出展。S208は450台限定、BRZ STI SportはBRZのカタログ最上級モデルとなるが、100台限定で「クールグレーカーキEdition」を発売。

さらに北米専用モデルとして、3列シートを持つSUV『ASCENT』を来月(11月)に発売することも発表された。

スバルブースのコンセプトは「安全と愉しさ」の将来像や世界観を表現すること。こうした魅力たっぷりの展示車両を見ていると、近未来のスバルの方向性が見えてくる。

SUBARU BRZ STI Sport
SUBARU BRZ STI Sport
S208
S208
SUBARU GT300

三菱自動車 新ブランドメッセージ”Drive your Ambition"と「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を発表

左が山下光彦CPLO、右が益子修CEO

三菱自動車は、今後目指す姿を示すため、10年ぶりに新しいブランドメッセージとして”Drive your Ambition"を策定。加えて三菱自動車の強みであるSUV、そしてEV技術を融合させた、「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を発表した。

三菱自動車の強みであるSUV、そしてEV技術を融合させた、「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」
もちろん、駆動方式はS-AWCを採用する。

三菱自動車の益子修CEO

三菱自動車は、今後目指す姿を示すため、10年ぶりに新しいブランドメッセージとして”Drive your Ambition"を策定。加えて三菱自動車の強みであるSUV、そしてEV技術を融合させた、「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を発表した。
最初に壇上に上がった益子修CEOは、現在のクルマ社会の変革期に対し、三菱自動車が進む道として"Drive your Ambition"を掲げ、これまで培った技術に磨きをかけるとともに時代をリードする新しい価値を提供することで、もっと豊かなクルマ社会を実現させることを宣言した。

日産から三菱自動車のCPLOに就任した山下光彦氏。

続いて山下光彦CPLOの紹介によって、「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」がワールドプレミアされた。"Drive your Ambition"を体現するデザインフィロソフィ、"Robust & Ingenious"によりエッジの効いたフォルムと四隅に張り出した筋肉質のフォルムで三菱自動車の強みであるオフロード性能とハイパフォーマンス性能を表現。パワートレーンはフロントに1機、リヤに2機の小型高出力モーターを装備し、お得意のデュアルモーターAYCと4WDシステムを融合させたS-AWCを採用。さらに電動ブレーキキャリパーを採用し、四輪の駆動力、制動力を高レスポンス&高精度で制御することで旋回性能とトラクション性能を大幅に向上させた。そして車載AIにはコーチング機能も備え、ドライバーの運転技術を向上させてくれるという。

期待のSUV、エクリプスクロス

このほか三菱ブースでは、日本初お披露目となるエクリプスクロスも併せて展示。外観だけでなく車内も見られるようディスプレイされていた。

三菱ブースのお姉さま

ルノー・スポール メガーヌR.S.でFF最速の座を奪還!

早くも東京に姿を現した最新メガーヌR.S.

9月のフランクフルトでのワールドプレミアからわずか1カ月。ここ東京モーターショーに早くもルノー・メガーヌR.S.が姿を現した。新開発の1.8Lターボエンジンは280psを発生。4コントロールと呼ばれる四輪操舵を武器に、FF王座の奪還を目指す。ルノー・スポール・カーズ代表のパトリス・ラティ氏も来日し、日本への早急導入への意欲を見せた。

「今年はルノーのF1参戦40周年に当たります。そんなパッションをみなさまにお伝えするために、今年の東京モーターショーにはスポーツモデルだけを出展いたしました」
 と、ルノー・ジャポン代表の大極司氏が語るとおり、今年のルノーブースにはR.S.(ルノー・スポール)モデルのみがずらりと並んだ。ルーテシアR.S.、トゥインゴGT、発表されたばかりのメガーヌGT、そして何より注目は 9月のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたばかりのルノー・メガーヌR.S.である。

ルノー・ジャポンの大極司代表

「メガーヌR.S.には4コントロールと呼ぶ画期的な四輪操舵システムを搭載いたしました。タイトなコーナーではとても機敏に、そして高速域では非常に安定した走りを実現しています。このシステムは、ひとあし先に発表いたしましたメガーヌGTにも採用しています」

「エンジンは直列4気筒1.8Lターボで、最高出力280ps、最大トルク390Nmと、いずれもクラス最高レベルのパフォーマンスを発揮しています」

ルノー・スポール・カーズ代表のパトリス・ラティ氏

「ルノーはF1において170勝を上げ、12のコンストラクタータイトルを獲り、11のドライバーズチャンピオンに輝いています。ルノー・スポールの市販モデルは、そんな我々のテクノロジーとパッションを投影しているのです」と語るのは、会場に駆けつけたルノー・スポール・カーズ代表のパトリス・ラティ氏だ。

「メガーヌR.S.は、いかにコーナリング性能を引き上げるかに主眼を置いて開発いたしました。その答えが4コントロールなのです。もちろんエンジンに最高のパフォーマンスを発揮します。そしてトランスミッションは6速EDC(DCT)と6速MTを用意しました」

F1マシンを想起させるフロントブレードと特徴的なLEDランプ類が目を惹く
リヤには大型ディフューザーが設けられ、強力なダウンフォースを発生させる

日産 近未来の完全自動運転を具現化するニッサン初のクロスオーバーEVコンセプトを展示

2017年の東京モーターショーで公開されたコンセプトー「IMx」の前でスピーチするダニエレ・スキラッチ副社長。

日産自動車は、2017年10月25日(水)から東京ビッグサイトで開催された「東京モーターショー2017」(以下、TMS)にて、ニッサン初、100%のEVクロスオーバーSUVとなるコンセプトカーを初公開するとともに、9月に発表した新型「 日産 リーフ」の NISMO モデルとなる 「LEAF NISMO Concept 」など、 市販車を含め13モデルを発表した。

コンセプトカーは、ニッサン初のクロスオーバーEVとなるコンセプトカー。全長4700mm×全幅1880mm×全高1629mmのボディサイズ。車台にはルノー・日産連合が2020年までに実用化するEV専用の共通プラットフォームを採用。大容量バッテリーを搭載し、1回のフル充電で600キロ以上の走行が可能となる。

 本来であれば、今年9月に発表した「日産リーフ」を象徴として、将来に向けた「電動化」と「自動運転」を前面に押し出した華々しいプレゼンテーションの場となるはずだったに違いない。しかし、プレスブリーフィングの冒頭、ダニエレ・スキラッチ副社長(グローバルマーケティング&セールス、EV本部/日本・アジア・オセアニア担当)から一連の完成検査工程の不適切な取り扱いについての謝罪があり、二度とこのようなことが再発しないようにすると、深々と頭を下げた。

すると、ブース中にカントの音が響き渡る。これがニッサンのインテリジェントモビリティの音なのだといい、ダニエレ・スキラッチ副社長これからのニッサンの電気自動車の未来について語りはじめた。

「ニッサンは将来のインテリジェント・モビリティを通じて、クルマと人や社会がつながり、生活を豊かにするクルマを提供する。そのひとつが9月に発表した新型リーフです。
すでに現段階の受注数は、先代モデルの生産台数の5割を超えました。少しさかのぼると、ノートe-POWERは、おかげさまで販売台数で1位となった。すでにe-POWERの次なる搭載にセレナへの採用を決め、2018年春頃、発売する予定です。しかし、これはニッサン・インテリジェント・モビリティの一部に過ぎない」と述べた。

(ここで100%電気自動車のクロスオーバーコンセプトカー「ニッサン IMx」が公開される)

ダニエレ・スキラッチ副社長によると、ニッサン IMxは、日産が目指す近未来の車を具体化していて、約5年後の実用化を目標に開発中の技術だとアピールした。

ニッサンIMxは、出力160kWのモーターを前後に2機搭載し、最高出力320kW/最大トルク700Nmを発揮するハイパフォーマンスなツインモーター4WDレイアウトを採用する。航続可能距離は600km以上。これが当面のターゲット目標となるということであろう。

また、車の周囲360度の状況をセンサーなどで検知し、人工知能(AI)も活用して完全自動運転を実現する。ドライバーは、自動運転モードと自ら操作する手動運転モードを選択できる。自動運転モードではハンドルが格納され、広々とした車内でリラックスした時間を過ごせるという。無人で運転することもできる。

「長距離ドライブにおいてもバッテリー残量を気にすることなく、スポーティーな走りで移動を楽しむことができるのです。静かでありながらもパワフルな動力性能をもつ「ニッサン IMx」のドライビングプレジャーは、これまで誰も体験したことのないものとなるでしょう。
日産自動車が掲げる「ニッサン インテリジェント モビリティ」の、近い将来を見据えた姿を具現化したコンセプトカー「ニッサン IMx」。私たちは、この「ニッサン インテリジェント モビリティ」のアプローチにより、人とクルマのコミュニケーション、社会とクルマとの関わり方を変えていきます」とまとめた。

そして、最後にサプライズ発表が! 2018年末の第5シーズンに、ニッサンはフォーミュラーEに参戦するとのこと。ニッサン・インテリジェント・モビリティは今後どんどん加速していく。

観音開きに開かれたドアからのぞくインテリアは、伝統的な日本家屋の空間構成に通じる、開放的な建物の中のような雰囲気を演出。
事前情報で「発表はない」と噂は出回っていたが、セレナ e-POWERも発表された。2018年春頃発売予定となっている。
新型リーフのエボリューションモデル「LEAF NISMO CONCEPT」もステージの上に展示。ニスモのレーシングテクノロジーを活かした空力特性と、専用チューニングの制御コンピューターを搭載してEVならではの加速感を強調する。

ホンダ EVスポーツ「EV Concept」がワールドプレミア

http://anime-and-manga.info/article/10001495?page=1

ホンダブースのプレスカンファレンス。メインステージには3台のコンセプトカー、「ニューヴィー」、「スポーツEVコンセプト」、「アーバンEVコンセプト」が並んでいる。センターで唯一ヴェールを被っているのがワールドプレミアとなる「スポーツEVコンセプト」だ。

今年のホンダブースのキャッチコピーは、「自分をもっともっと連れ出すんだ」
プレゼンターの八郷隆弘社長が登壇した。

ホンダには、世界2800万人のユーザーとの繋がりがあること、その象徴として、スーパーカブの世界生産累計1億台という偉大な記録の達成を紹介。会場には、新たな提案である「クロスカブ」や「125ccモデル」も展示されている。

四輪では、ホンダの強みであるグローバルモデルの強化が伝えられた。

新型CR-Vは、ハイブリッド仕様、3列シート仕様を含め、来年発売するという。レジェンドも、デザイン、走行性能を一新して、来年発売される。また、北米ですでに発表済みの新型アコードも、シビック、CR-V同様、グローバルで販売していく。

「EV Concept」を前にプレゼンする八郷社長

Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)

Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)

コンパクトなボディーに、EV性能と人工知能(AI)を組み合わせ、人とクルマがひとつになったような「操る喜び」の実現を目指したコンセプトモデル。今回、実車を世界初公開。

ハイブリッドは累計200万台を超えた。ステップワゴンにも搭載し、これを拡大していく。ホンダは、2030年までに2/3を電動化すると表明している。とくにPHVはその中心と考えているとのこと。2018年夏、クラリティPHEVが発売される。

コンセプトカーは、二輪から、マシン自体がバランスを保ち、ライダーの負担を軽減する「ライディングアシスト-e」が紹介され、続いて3台の四輪車が登場。

「ニューヴィー」は、AIを搭載、ドライバーの状況をクルマが把握し、モビリティがよりみ身近なパートナーになるというもの。ジャパンプレミアとなる「アーバンEVコンセプト」は、人と社会とより楽しく繋がるためのシティコミューター。広々した空間と親しみのあるスタイリングが魅力で、2020年に日本でも発売を予定していることだ。

ワールドプレミアの「スポーツEVコンセプト」は、操る喜びをEVで表現するまったく新しいコンセプトカー。「アーバンEVコンセプト」のプラットフォームを使用し、これをさらに低重心化することで、操る楽しみを追求したモデルである。こちらの商品化については、残念ながら壇上では言明されなかった。

Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)

Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)

新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すコンセプトモデル。本モデルをベースにした市販モデルを、欧州に続き日本で2020年に発売。

クラリティ PHEV(ピー・エイチ・イーブイ)

クラリティ PHEV

「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、バッテリーを高出力&高容量化し、EV走行のみで100km以上の航続が可能。低全高フォルム、大人5人が座れる居住空間と広い荷室スペースなどを実現した新世代のプラグイン ハイブリッドモデル。2018年夏に日本で発売予定。

Honda ロボキャス Concept

Honda ロボキャス Concept

走行機能を持つコンパクトな車体ベースに、キャリースペースとなる上屋を自由に組み合わせることができる、人々の夢やアイデアを叶えるために生まれた小型電動モビリティー。

代表取締役社長 八郷隆弘の発信サマリー

代表取締役社長 八郷隆弘

Hondaには、二輪車・四輪車・パワープロダクツ・ジェットなどの多岐に渡るモノづくりの力と商品を通じて得た「世界2800万人のお客様との繋がり」があります。これらは、Hondaの「すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを提供する」という想いの具現化の証です。その想いは、国を超え・時代を超えて拡がってきました。今後も引き続き、二輪車・四輪車ともに、強みであるグローバルモデルのラインアップを強化し、魅力ある商品を幅広く、世界中のお客様にお届けしていきます。

さらに、「カーボンフリー社会の実現」に向け、技術・商品の開発に取り組んでいます。ガソリンモデルの低公害化・低燃費化を進め、四輪車においては、ハイブリッドモデルのラインアップを拡充してきました。今後もハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデル、EVモデルを強化しますが、電動化技術を搭載したモデルにおいても、「役立つ喜び」・「操る喜び」を実現していきます。Hondaは、お客様の生活の可能性を拡げるチャレンジを今後も続けてまいります。

アルピナ 世界で販売好調なアルピナがD5&B5ビターボ・ツーリングを披露

世界中で販売が好調なアルピナ車。日本でも人気の高いクラフツマンシップによって仕立て上げられた特別なモデルたちだ。日本初披露の2モデルを公開しつつ、今後のアルピナの哲学について代表取締役が語った。

日本においてアルピナは特異な存在だ。BMW車をベースにアルピナ社が独自のチューニングを施し、高性能でありながらも洗練された上品なモデルに仕立て上げている。まさクラフトマンが仕立て上げる特別なモデルなのだ。その“控えめ”でありながらも知る人ぞ知る高性能な走りや、極上の乗り味がエンスージアストの心に突き刺さるのだろう。

その証拠にアルピナのインポーターであるニコル・レーシング・ジャパンは創業から40年間で計5000台以上のアルピナ車を販売している。先日富士スピードウェイで開催された「ニコルサーキットデイ」でも150台以上のアルピナ車が参加した。ドイツ、アメリカ、そして日本はアルピナ社にとって重要なマーケットなのである。

今回、4.4L V8(608ps/800Nm)を搭載する「B5ビターボ・ツーリング」とディーゼルモデルの「D5 S」が日本初披露となったが、すでに日本でも100件を超える先行予約が入っているという。

また昨年投入したB7ビターボがアメリカで400台を超えるセールスを記録したことも有り、2017年は世界で1700台もの受注を受けているとのことだ。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのアルピナ社である。

最後にアルピナ社・代表取締役社長のアンドレアス・ボーフェンジペン氏がプレスカンファレンスで語った言葉を紹介しよう。

「今後10年は、全自動運転といったテーマを重視している大規模メーカーによって、この産業の方向性に、著しい変化が起きるでしょう。ドライブの楽しみは、常に私どもが小規模メーカーとして提供するものの中核であり、私どものお客様がこのような考え方を共有してくださっていると信じて、私どもは今後もこのままで有り続けます」
まさに、アルピナの哲学である。

なんと0→100km/h加速は3.7秒

B5 Bi-Turbo Touring Allrad

ビターボ・チャージング、高圧ガソリンダイレクトインジェクション、バルブトロニックを採用した4.4L V8ターボを搭載する4WDのツーリングワゴンモデル。

最高出力は608ps、最大トルクは800Nmを達成している。ターボ過給や冷却システムはアルピナ社ならではのノウハウが活かされている。価格:1934〜1974万6000円。

超ハイパフォーマンスディーゼル!

D5 S Bi-Turbo Limousine Allrad

「ディーゼル最速の量産車」を謳うアルピナの超速ディーゼルセダン。アルピナが手掛ける3L直6ディーゼルは、ターボで過給することで326ps/700Nmを実現。もちろん駆動方式はハイパワーを受け止めるため4WDとなる。0→100h加速は4.9秒、最高速は275km/hの俊足の持ち主だ。価格:1288万円。

日本初登場のBMWコンセプトZ4はスープラのロードスターバージョン?

コンセプトZ4の前でプレゼンするペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長

次期スープラのロードスターバージョンとして注目されるZ4やスタイリッシュクーペの8シリーズなどのコンセプトモデルのほか話題の導入直近モデルが発表された。

NHK交響楽団の演奏でプレスカンファレンスは始まった

NHK交響楽団の演奏で厳かに始まったBMWのプレスカンファレンス。BMWのペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長は「ブースのコンセプトはラグジュアリーです。7シリーズ、8シリーズ、Z4コンセプトなどで。新しいブランドアイデンティティを表現する」と述べた。

コンセプトZ4のインテリア

今回の東京モーターショーではコンセプトZ4、コンセプト8シリーズ、M5、6シリーズGT、X3などがアジアプレミアとして発表された。特にコンセプトZ4はトヨタ・スープラとプラットフォームを共用するロードスターバージョンとして注目を集めている。
すでにペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表されているが、スラントしたグリルなどスタイリッシュなデザインは最新BMWのデザインの方向性をうかがわせる。「電動化車両は主要な成功セグメントです。先月全世界で1万台の電動化車両を販売しました」とクロンシュナーブル社長が述べていることから、ハイブリッドモデルも存在するかもしれない。登場は来年期待できそうだ。

コンセプト8シリーズ

アジアプレミアとして登場したコンセプト8シリーズは往年のラグジュアリークーペの8シリーズの復活を彷彿とさせる。もちろん、まもなく登場予定の8シリーズの外観を再現しているという。

8シリーズはラグジュアリーモデルの象徴であるという。情熱、パワー、パフォーマンスに妥協しない真のスポーツカーであり、真のラグジュアリーカーと謳う。キャッチフレーズは「less is more」つまり予少なく、より豊かに。本来このポジションは6シリーズが担ってきたが、モデルの統廃合が進むBMWにあって、6シリーズはやはり消える運命なのかもしれない。コンセプト8シリーズはまさにラグジュアリークーペの6シリーズのポジションに据えられるだろう。

日本にも上陸間近のM5

まもなく日本にも上陸予定のM5は4.4リッターV8ツインターボのハイパフォーマンスサルーン。最高出力は600ps(441kW)、最大トルク750Nm、0-100km/h加速で3.4秒のパフォーマンスを誇る。駆動方式はAWDながら、走行性能を楽しむ場合は後輪駆動を選択することもできる。CFRP製ルーフなど素材にも趣向を凝らして軽量化を果たすなど、5シリーズラインナップのトリを飾るにふさわしいモデルだ。

6シリーズ・グランツーリズモ

6シリーズ・グランツーリズモは5シリーズ・グランツーリズモの後継車となる。5シリーズGTと同様に荷室容量は大きく、610リッター(最大1800リッター)としながらも、Cd値を0.29から0.25に向上するなど空力性能を高め、最大150kgの軽量化もあいまってスタイリッシュなシルエットを手に入れた。

最新の自動運転技術も盛り込まれ、コネクテッドドライブにも注力し、高度自動運転開発を進めている。これは2021年6月までに発売する予定のiネクストの開発にもつながるだろう。

次世代スタンダードは125cc!? スーパーカブC125/モンキー125ccが初披露

写真はスーパーカブ110 1億台記念車

10月25日、東京ビックサイトにて第45回東京モーターショー2017(会場:東京ビックサイト)が開幕。ホンダブースのオートバイでは、スーパーカブやモンキーのコンセプト車、来年市販予定の「PCXエレクトリック」と「PCXハイブリット」という2タイプのスクーターなど最先端技術を採用する車両が発表された。(写真:てつかたかし/山田俊輔)

代表取締役社長 八郷隆弘氏とHonda Riding Assist-e

二輪車、四輪車、ジェットなど多岐に渡るモノ作りから2800万のユーザーとの強い繋がりを持つホンダ。同社の製品群は「すべての人に生活の可能性が広がる歓びを提供する」という思いの具現化の形であり、時代を超えて世界各国で広く活躍している。

代表取締役社長 八郷隆弘氏は、二輪車に関してプレスカンファレンスで次のようにコメントをしている。

「(前略)“生活の可能性が広がる歓び”、その思いを込めたモデルは国を超え、時代を超えて時代を超えて、広がってきました。それをもっとも象徴するのがスーパーカブシリーズの世界、生産累計1億台達成です。約60年前に誕生し世界中のお客様にご愛用いただき、今ではホンダで一番ロングセラー商品となりました。今回はエポックメイキングな各プロセスに加え、クロスカブや(スーパーカブの)125ccモデルなど新しい提案をしています。また1975年の登場以来、時代ごとに変化するお客様に最新の技術で応え、進化を続けてきたフラッグシップ、ゴールドウィングも今年フルモデルチェンジをします。圧倒的な爽快感はそのままに、さらに快適性を向上させ、パートナーとしてお客様の生活をより豊かにするモデルとなりました。(中略)ホンダは従来より“カーボンフリー社会”の実現に向けて様々な技術、商品の開発に取り組んでいます。なかでも二輪車においては、ホンダがCO2削減をリードすべく、いち早く4ストローク化、FI化をすすめ、ガソリン車のさらなる(CO2などの)低減化にも取り組んでまいりました。そして現在は電動化商品の開発を進めています。本日はグローバルで好評のスクーター、PCXをベースとした“PCXハイブリッド”、“PCXエレクトリック”を展示しています。この両モデルは来年発売を予定しており、市場の多様なニーズや、二輪車が今後どうあるべきかをお客様に提案しています。(中略)ここからは未来のモビリティを紹介します。まず最初に紹介するのは“ライディングアシストe”です。ライディングアシストeはロボティクス研究で培ったホンダ独自のバランス制御技術を二輪車に投入した実験車です。マシン自身がバランスを保ち、低速走行時や停止時の転倒リスクを軽減することで、二輪車による生活をより安心で楽しいものにする提案です。(以後略)」

この他に、ホンダブースでは、厳しい排ガス規制によって、今年9月惜しまれながら生産終了を迎えた「モンキー」に125ccエンジンを搭載したコンセプト車「モンキー125」や、初代スーパーカブ「C65」を彷彿とさせるコンセプト車「スーパーカブC125」などが初公開された。これら2車種は来場者の反響次第では市販化も視野に入れていると、関係者は話している。


・以下プレスリリース

Honda Riding Assist-e(ホンダ・ライディング・アシスト・イー)

ロボティクス研究で培ったHonda独自のバランス制御技術を、二輪車に応用した実験車。転倒リスクを軽減し、二輪車のある生活をより安心で楽しいものにすることを目指して開発。

Neo Sports Café Concept(ネオ・スポーツ・カフェ・コンセプト)

スポーツバイクの楽しさと美しさ、新世代の車体パッケージを融合したネイキッドスポーツのコンセプトモデル。今回、実車を世界初公開。

スーパーカブ110 1億台記念車

スーパーカブの世界生産累計1億台達成と2018年に迎える誕生60周年を記念し、東京モーターショー用に特別製作したモデル。

スーパーカブ C125

初代スーパーカブ(C100)が持つパーソナルコミューターとしてのデザインと機能の魅力を受け継ぎながら進化した125ccモデル。スマートキーや電動シートオープナーなどの最新装備を備え、かつ余裕ある走りを実現。

モンキー 125

ショート&トールボディーのモンキーならではのバランスで構成されたデフォルメ感ある車体に、125cc水平単気筒エンジンを搭載。LED灯火器やデジタルメーターの採用などにより、モンキーの新たな魅力を追及したモデル。

ゴールドウィング ツアー/ゴールドウィング

フラッグシップモデルとして進化してきたグランドツアラーモデルをフルモデルチェンジ。新開発の水平対向6気筒エンジンや7速DCT、独自開発のダブルウィッシュボーンサスペンションなどを採用。日本では2018年4月にスタートする新販売網のHonda Dreamで販売予定。

PCX ELECTRIC(エレクトリック)

Honda独自開発の高出力モーターと、着脱可能なHonda Mobile Power Packを搭載した電動スクーター。2018年に日本を含むアジア地域で発売予定。

PCX HYBRID(ハイブリッド)

Honda独自の二輪車用ハイブリッドシステムを新開発。高出力のバッテリーとACGスターターによりエンジンをアシストすることで、コンパクトなシステムでありながらトルクフルな走りを実現したモデル。2018年に日本を含むアジア地域で発売予定。

クロスカブ 110

市街地にもアウトドアにも似合うクロスオーバースタイルで、カブの新たな魅力を提案するモデル。レッグシールドレス、太目なタイヤの採用などにより、タフなイメージを強調したレジャー志向のカブ。

スズキ 「ワクワクを誰でも、どこへでも」をコンセプトにした3モデルの二輪を参考出品

東京モーターショー2017のスズキのテーマは、「ワクワクを誰でも、どこへでも」。多彩な四輪に加え、二輪も3台参考出品された。中でも注目なのは、同車製人気モデル、アドレスV125とはコンセプトの異なる原付二種「SWISH(スイッシュ)」。その他、「ネオ・レトロ」と呼ばれるSV650Xや、スポーツモデルのGSX-R125ABSにも注目が集まった。

スズキ株式会社代表取締役 鈴木俊宏氏

第45回東京モーターショー2017のプレスブリーフィングで、スズキ株式会社の代表取締役・鈴木俊宏氏が二輪車部門の抱負を発表した。
今回のスズキのテーマは、「ワクワクを誰でも、どこへでも」。「乗り物とは、常に人をワクワクさせる魅力がなければいけない」をコンセプトに、次世代に向けた新しいモデルを展示した。今回の注目モデルは、参考出品された以下の3台。

第45回東京モーターショー2017のプレスブリーフィングで、スズキ株式会社の代表取締役・鈴木俊宏氏が二輪車部門の抱負を発表した。
今回のスズキのテーマは、「ワクワクを誰でも、どこへでも」。「乗り物とは、常に人をワクワクさせる魅力がなければいけない」をコンセプトに、次世代に向けた新しいモデルを展示した。今回の注目モデルは、参考出品された以下の3台。

GSX-R125ABS。スズキのスポーツモデルの象徴であるGSX-Rシリーズの血統を受け継ぐアグレッシブな一台。本格派スポーツエンジンやスポーティーな6速ミッションを搭載。

今後の技術開発の方向性「スズキ・セーフティ・サポート」

スズキは今後の技術開発の方向性として、
・もっと気持ちよく!
・もっとスマートに!
・もっと安心・安全に!
の3つを提案。スズキのバイクを選んでいただいたお客様に、いつまでも安心して、楽しく乗ってもらいたい。そんな思いから生まれたのが、「スズキ・セーフティ・サポート」という安全と楽しさを伝えるキャンペーン。スズキは今後、四輪から二輪まで、幅広くこのセーフティ・サポートを展開していく予定だ。

2020年に創立100周年を迎えるスズキ。鈴木俊宏氏は「次の100年に向けて、我々は電動化技術、環境技術、安全技術、情報技術など、先進技術への取り組みを一層加速させます。今後はどのような事態に直面しても機敏に対応し、お客様に“ワクワク感”を提供できる会社でありたい」と語った。

(写真:てつかたかし/レポート:北秀昭)

スズキ、「セーフティサポート」を軽自動車から小型車まで幅広く展開

スズキ代表取締役社長・鈴木俊宏氏とe-SURVIVOR(イー・サバイバー)

スズキは「“ワクワク”を、誰でも、どこへでも」をテーマにコンセプトモデルを多数展示。コンパクトモデルに長けたユニークなクルマを提案している。また、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を小型車から軽自動車までを含めて展開していくと述べた。


皆さま、こんにちは。本日はスズキブースにお越しいただき、まことにありがとうございます。

スズキのテーマは「“ワクワク”を、だれでも、どこへでも」です。テーマを選ぶにあたって、あらためてクルマとは何か、乗り物とは何かを考えてみました。移動のため、仕事のため、遊び道具など、使い方は人それぞれ違います。しかし、一台一台の役割が違っても乗り物はつねに人をワクワクさせるものでなければなりません。今回のモーターショーでは次の100年に向けて、さらに安全で乗る人すべてをワクワクさせたい、そんな思いをご提案しています。

e-SURVIVOR(イー・サバイバー)

それではご紹介しましょう。まずはこちら、未来のコンパクトSUV、e-SURVIVOR(イー・サバイバー)です。スズキがジムニーやエスクードで培ったコンパクトSUVの魅力、これを継承しながら次世代へ向けてご提案する、EVのコンパクトSUVです。スズキの伝統である走破性はそのままに、ラダーフレームと軽量コンパクトボディの組み合わせ、前後4つのモーターで駆動、新たな4WDの可能性をご提案します。

スペーシア コンセプト

続いてはこちら、スペーシア コンセプトです。低床で広い空間、使い勝手が良い後席両側スライドドア、軽ハイトワゴンに楽しさを詰め込んだスペーシア コンセプトです。スペーシア コンセプトにはワクワクだけでなく、安全装備として後退時に車両後方障害物を検知する「後退時ブレーキサポート」を採用、デュアルセンサーブレーキサポートとの組み合わせにより、前後の安全をサポートします。さらに、安全運転支援として新しい機能も盛り込みました。フロントドア投影式ヘッドアップディスプレイ、標識認識機能などです。これからの軽自動車には、より安心、安全が求められる時代です。ワクワクと安全性能を盛り込んだ軽ハイトワゴン・スペーシアは、その期待に応えます。

スペーシア カスタム コンセプト

スペーシアにはもうひとつ、魅力のある企画も展示しています。スペーシア カスタム コンセプトです。大型フロントめっきグリルで、圧倒的な迫力と存在感のあるデザインです。

クロスビー

続いてクロスビーです。クロスビーは、もっとみんなで、もっと遠くまで遊びにいきたい、もっと格好よく人生を楽しみたい。こんな声を実現できる、新ジャンルの小型クロスオーバーワゴンです。1ℓの直噴ターボエンジンがこの魅力をさらに引き立ててくれます。こちらはそんなクロスビーのなかでも、アウトドアの楽しさを広げる上質なアウトドアモデル、クロスビー アウトドア アドベンチャーです。また、サブステージにはクロスオーバーの都会における楽しさを広げるストリートモデル、クロスビー ストリート アドベンチャーも展示しています。

スペーシア、クロスビーともに、間もなく、皆さまにお届けできる予定です。

このほか、四輪車ではキャリイ軽トラいちコンセプト、キャビンが広く収納力を高めたキャリイの新しいかたちです。

スズキは、今後の技術開発の方向性として3つの取り組みを掲げました。ひとつ目は「もっと気持ちよく」。ふたつ目は「もっとスマートに」。みっつ目は「もっと安心、安全に」です。

スズキのクルマを選んでいただいたお客さまに、いつまでも安心して楽しくクルマに乗っていただきたい。そんな思いから生まれたのが「スズキ セーフティ サポート」です。このスズキ セーフティ サポートは、軽自動車から小型車まで幅広く展開してきます。

スズキは、2020年に創立100周年を迎えます。次の100年に向けて電動化技術、環境技術、安全技術、情報技術など、先進技術への取り組みをいっそう加速させます。いっぽうで、スズキが得意とする小さなクルマは、お客さまがお求めやすい価格であることが大切です。また、その小さなクルマに込められた技術は、今後需要が伸びていくアジア、アフリカをはじめとする世界の自動車市場においても充分生かせると考えています。先進技術への取り組み、いまある技術の更なる向上、その2点を磨き上げ、どのような時代を迎えようと機敏に対応し、つねにお客さまにワクワクを提供できる、そんな会社でありたいと思います。皆さまのご支援をよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

マツダの今後を示すビジョンが2台のコンセプトモデルに凝縮。塊デザインの”魁 CONCEPT”と流麗なクーペモデル”VISION CONCEPT”が世界初公開

”マツダ 魁 CONCEPT”と小飼雅道代表取締役社長 兼CEO

第45回 東京モーターショーにおいて、マツダ株式会社は2台のコンセプトモデル”VISION CONCEPT”と”魁 CONCEPT”を世界初公開した。スタイリッシュなフォルムをまとうこの2台が、今後のマツダが進むべき文字通りの”VISION”を示す。

プレスカンファレンスで壇上に立った小飼雅道代表取締役社長 兼CEOは、今回のマツダブースのコンセプトを「マツダは『走る歓び』で、クルマを愛する人に人生の輝きを提供する」と語り、エモーショナルな自動車の魅力を残しながらも、サステイナブルを重視したマツダのビジョンを改めて強調。デザインに対しては”魁 CONCEPT”と”VISION CONCEPT”で示し、今後ますます加速していくであろうサステイナブルへの要求には、先日発表したばかりの「夢のエンジン」、スカイアクティブXで回答した。
さらにマツダは今後、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」に基づき、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることを目指すと語った。

今回のマツダブースの主役は2台のコンセプトモデル。
いずれも今回の東京モーターショーが世界初公開となり、それぞれがマツダの今後のビジョンを示すものとされる。
”魁 CONCEPT”は人間中心の思想を突き詰め、各機能を細分化した次世代スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャーに加え、深化した魂動デザインを搭載したコンパクトハッチバックモデル。
”魁”は「さきがけ=先駆け」も意味し、クルマのもつ本質的な価値を体現し人の心を元気にするというマツダのビジョンと商品開発を、まさに先駆ける存在として展示されている。

エレガントなクーペスタイルをもつ”VISION CONCEPT”

一方、漆黒のボディカラーをまとう”VISION CONCEPT”が目指したのは、日本の美意識の本質を突き詰めること。余計なものはすべて削ぎ落として磨き上げ、シンプルでありながらも上質感が漂うエクステリアを実現。こちらも「エレガントで上質なスタイル」を目指す魂動デザインの深化が表現されている。
見るからにシンプルかつスピード感あふれるワンモーションフォルムに加え、インテリアは立体の深みと前後方向への軸で構成されて、スピード感がありながらも余裕のある空間を作り上げている。

「夢のエンジン」とも評される”SKYAVTIV-X”エンジンも展示

また、先日発表され世界中に大きな衝撃として伝えられた次世代の内燃機(ガソリンエンジン)”SKYACTIVE-X”もブースに設置。ディーゼルエンジンの高圧縮比とガソリンエンジンの高回転を両立するという、まさに内燃機のいいとこ取りを体現するとあって、クルマ好きなら見逃せない注目すべき展示といえる。
この「エンジニアが夢見た理想」を目の前にするだけでも東京モーターショーに来た甲斐があるのでは?と思わせる、マツダブースもうひとつの目玉展示である。

いすゞ、EVトラックのモニター市場投入を2018年より開始

いすゞ自動車 代表取締役社長・片山正則氏

「運ぶの時代に、できること」。いすゞ自動車が東京モーターショー出展にあたって定めたコンセプトワードだ。戦後復興期から日本を支えてきた矜持は、未来の「運ぶ」についても新しい提案を打ち出している。

プレスカンファレンスに登壇したのは、いすゞ自動車 代表取締役社長・片山正則氏。プレゼンテーションの全貌をお届けする。


片山正則・いすゞ自動車 代表取締役社長

皆さまこんにちは。いすゞ自動車の片山でございます。本日はたいへんお忙しいなか、いすゞブースへお越しいただきまことにありがとうございます。

今年いすゞは、創立80周年の節目を迎えました。戦後復興期には、いすゞのトラックはさまざまな物資を運ぶ場面で大きな役割を果たし、人々の暮らしを支えました。トラックにかけるいすゞの情熱は、こうした歴史が原点になっております。高度経済成長期の建設ラッシュにおいては、ダンプやミキサー車をはじめとした多くの建設系トラックが働き、また高速道路網の発達とともに輸送系のトラックやバスが活躍してまいりました。そして、私たちいすゞも世界の「運ぶ」とともに歩んでまいりました。そんな時代を経て、人々の生活はますます豊かになり、いまでは必要なときに必要なものがかんたんに手に入ることが、当たり前の時代になっています。この便利で快適な暮らしを支えているのは、「運ぶ」です。「運ぶ」はいまや生活インフラとして現代社会に不可欠な存在であり、この先もその重要性はさらに増していくのだろうと思います。

この東京モーターショー2017、今年のいすゞブースは「運ぶの時代に、できること」をコンセプトワードといたしました。私どもいすゞ自動車は企業理念のなかに「運ぶを支える」を掲げております。創立以来80年、世界の「運ぶ」とともに歩んできた歴史を通じ、「運ぶ」の大切さを学んでまいりました。またその間には、会社の存続そのものが厳しくなった時期もございました。そのとき、多くの皆さまのご支援をいただいたおかげで、現在のいすゞがあります。今後も未来に向かって進んでいくなか、どのようなかたちで社会のお役に立つことができるのか、さまざまな課題に対するいすゞからのご提案を、このモーターショーでご披露いたします。

エルフ EV

まず、いすゞの提案するEVトラック。エルフ EVをご紹介いたします。私どもの小型トラック・エルフは、おかげさまで長年、お客さまから高い評価をいただいております。EVトラックにおいても、商用車に必要な機能や性能をしっかりと満たしたものでなければ、自信を持って社会へ送り出すことはできません。働くクルマであるトラックに求められるもの、それは経済合理性と使い勝手の良さです。この課題を満足させるためにしっかりと時間をかけながら、検討を進めてまいりました。

このエルフ EVは、来年2018年にモニターでの市場投入を目指しております。多様なボディ架装にも対応できるもので、積み荷の質や量、運行距離などを考慮しながら、お客さまごとの使用実態に即した車両を準備し、さまざまな使い方へのモニターを行ってまいりたいと思います。そして、モニターを通じ用途毎の最適な仕様を見極め、経済合理性と使い勝手の良さを兼ね備えた、充分にご満足いただける商用車、EVを作り込んでいきたいと考えております。これからの時代の「運ぶ」を支えるためのいすゞの考える新しい商用車のご提案、それがエルフ EVです。

また、働くクルマの使われ方によってはEV化では対応が難しいものもあると考えています。それぞれの用途に応じた最適な技術を適用していくため、引き続きクリーンディーゼルや天然ガストラックの技術開発にも取り組んでまいります。なお、天然ガストラックについては、2年前に大型CNGトラックを投入いたしました。さらに航続距離の長い、液化天然ガスを使ったLNGトラックの市場投入を目指し、関係省庁さんとの開発実証事業に参画させていただいております。こちらも2018年度には、一般公道でのモニター走行を開始する予定となっております。

ISUZU 6×6

続きましてISUZU 6×6をご紹介いたします。私どもは長年、防衛省さんへ人員や物資を輸送するための防衛専用車両を収めさせていただいております。このクルマは圧倒的な悪路走破性を備えており、東日本大震災の救援や復興でもお役に立つことができました。そして、この防衛専用車両に採用した悪路走破性と高い耐久信頼性、そしてこれまでの実績のDNAを民生用トラックに移植したものが、このたびご提案しますISUZU 6×6です。

今後も多くの自然災害への備えが必要とされる日本列島において、企業理念に「運ぶを支える」を掲げる日本の商用車メーカーとして、非常時にライフラインをつなぐ、お役に立つことができる民政トラックの提案こそ、いすゞの重要な使命のひとつであるとの思いを具現化させた車両のひとつでございます。このクルマの持つ性能を生かしていただき、どのような使い方が想定できるのか、皆さまと考えてまいりたいという、いすゞからのご提案であります。

デザインコンセプト FD-SI

そしてこちら、皆さまの左手にありますのが、未来の配送に対するいすゞからの新たな提案、デザインコンセプト FD-SIです。モノを運ぶこと、受け取ることの楽しさをイメージしながら、小口配送をしっかりと支える、未来の「運ぶ」の姿を表現しました。蜂の巣をモチーフとした外観デザインと、カーゴスペースには強度と積載効率のバランスに優れるハニカム構造を採用しております。車両の展示と合わせ、具体的なオペレーションをイメージした映像も投影しておりますので、のちほどお時間のあるときにぜひご覧いただきたいと思います。

そのほか、こうした「運ぶ」を支えるハードに加え、「運ぶ」を止めないための稼働サポートにもこだわって取り組んでまいりました。業務効率化や安全、省燃費運行に貢献する商用車テレマティクスの見守りや、「つながるトラック」として車両状態をリアルタイムで把握し故障を未然に防ぎ、整備を行うプレイズムについても、今後とも進化させていく予定でございます。また、未来の「運ぶ」を支える先進技術の分野では、メーカーの垣根を越えての協業体制を組み、ITS技術やハイブリッド連節バスの開発を進めてまいります。

私たちいすゞ自動車は、日本の社会に育てていただきました商用車メーカーです。現在の自動車業界を取り巻く環境は、先進技術の導入と異業種プレイヤーの参入により、これまでの常識を超えた大変革期であるとの認識を持っております。こうしたなかで日本の社会とともに歩みながら、グローバル商用車メーカーとして世界中の「運ぶ」を責任もって支え続け、未来へと進んでいきたいと思っております。そんないすゞ自動車への応援を、今後ともよろしくお願いします。ご清聴、ありがとうございました。

プジョー5008登場でSUVフルラインナップが完成!

つい先日デビューしたばかりの7名乗りSUV「5008」

プジョーは9月末に日本で発表されたばかりの5008を主役に、3008、2008と、3モデルのSUVでブースを彩る。また、マイナーチェンジを受けた新型308もジャパン・プレミアされた。

プジョーは9月末に日本で発表されたばかりの5008を主役に、3008、2008と、3モデルのSUVでブースを彩った。
「以前からお約束したとおり、我々はついに日本市場においてSUVのフルラインナップを完成させることができました。これによって、より多くのお客さまのニーズに応えることができると確信しております」と胸を張るのは、プジョー・シトロエン・ジャポンのCEOを務めるクリストフ・プレヴォ氏。

プジョー・シトロエン・ジャポンのクリストフ・プレヴォCEO
先代はミニバンスタイルだったが、SUVに大きくキャラクターを転換した「5008」

先代の5008はミニバンだったが、先ごろ日本でも発表された新型モデルはSUVへと転換し、スタイリッシュなデザインに生まれ変わった。一方、定員は7名を確保し、先代モデルからの乗り換えにも対応する。
 トップモデルの5008GT BlueHDiは、直列4気筒2.0Lディーゼルターボを搭載し、最高出力180psと最大トルク400Nmを発揮する。直列4気筒1.6Lガソリンターボは165psと240Nmだ。価格は前者が454万円、後者が404万円となっている、

SUVフルライン化の旗振り役となった「2008」は今なお人気
「3008」もディスプレイされ、プジョー・ブースはさしずめSUV祭りといったところ

日本初お披露目となった新型308とプレヴォCEO

 また、日本ではこの東京モーターショーが初披露となる新型308のアンヴェールも行われた。昨年のディーゼルの導入によって販売が40%も伸びたということもあり、SUVと並んでプジョー躍進の柱となった308。新型はLEDヘッドランプやシーケンシャルインジケーター(流れるように点滅するターンシグナルランプなどの採用で、より先進的なエクステリアイに一新された。エンジンは直列3気筒1.2L(130ps)と直列4気筒1.6L(270ps)の2種類のガソリンターボと、1.6L(120ps)と2.0L(180ps)の2種類の直列4気筒ディーゼルターボをラインナップ。価格は279万9000円から443万円と、ほぼ据え置きとなっている。

三菱ふそう、電気商用車ブランド「E-FUSO」を発表

完全電気大型トラックのコンセプトモデル「Vision One」とマーク・リストセーヤ代表取締役社長・CEO

三菱ふそうトラック・バス株式会社は、2017年10月25日から始まった「東京モーターショー2017」のプレスカンファレンスにおいて、電気商用車に特化した新ブランド「E-FUSO」の立ち上げを発表するとともに、完全電気大型トラックのコンセプトモデル「Vision ONE」を世界初公開。併せて、量産電気小型トラック「eCanter」も日本で初のお披露目となった。

商用車の電気化は使命

美しいオープニングムービーで始まったプレスカンファレンス。ムービーが終わるやスクリーンが落とされ、暗闇から2台のトラックが前進してきた。特に目を引く大型トラックが「Vision ONE」であり、もう片方が「eCanter」であった。
三菱ふそうトラック・バス株式会社の代表取締役社長・CEOのマーク・リストセーヤ氏は自らステアリング握っていた「Vision ONE」から颯爽と降り立ち、将来における商用車の役割と同社の目指す方向性を語った。

都市化は世界的に進行しており、将来的には今以上に多くの人が都市で暮らすことになる。アジアでは東京や大阪、上海などはその最たる例であり、今後さらに多くの都市が巨大化していくだろう。トラックやバスはその都市インフラを支える屋台骨であり、その役割は都市の大型化と合わせてさらに大きくなっていくことは間違いない。その一方で、交通渋滞や排出ガスが問題となってくる。その問題の解決策が"電気化"である。

三菱ふそうは電気商用車ブランド「E-FUSO」を立ち上げ、トラック・バスの電気化を推し進め、全車種に電動パワートレーンのオプションを設定するとともに、全車種の電気化に向けて取り組んでいく。電気駆動の分野に多大な投資を行い、ダイムラーグループの技術資源も活用することで、「電気商用車のトップランナーを目指す」と高らかに宣言した。

「Vision ONE」完全電気大型トラックコンセプト

完全電気大型トラックのコンセプトモデル「Vision ONE」

世界初公開となった完全電気大型トラックのコンセプトモデル「Vision ONE」。
CEO自らステアリングを握って登場したことから、スタイルコンセプトではなく可動モデルであることがわかる。
そのスタイルについて、CEOは強くアピールしていた。

「Vision ONE」は三菱ふそうが目指す未来を示したコンセプトモデルであり、商用車の電気化において三菱ふそうがトップランナーであることを示すモデルでもある。
その役割は都市内の拠点間輸送を想定している。
電気駆動による排出ガスゼロ、騒音ゼロが大きな特徴で、車両総重量23.26トン、最大積載量11.11トン。一回の充電での最大走行距離は350kmの性能を備える。

またCEOはそのスタイルを「美しい」と表現。
三菱ふそうが思い描く未来の電気トラックの象徴である、と語った。

「eCanter」量産電気小型トラック

量産化電気小型トラック「eCanter」

2017年9月にニューヨークで発表された「eCanter」が日本初公開。
自動車メーカーとしては世界初となる量産電気トラックだ。
すでにアメリカと日本で導入されており、稼働を始めている。

三菱ふそうが量産化した電気小型トラック「eCanter」は、走行距離1万キロメートルあたり13万円、5年で76万円ののコストダウンが可能であり、電気トラックの商業化が実現可能であると示す画期的なモデルである。
すでにアメリカではUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)社のほか、ニューヨークに拠点を置く4つの非営利団体に提供し、運用されている。
日本ではコンビニエンスストア最大手であるセブンイレブンと、流通最大手のヤマト運輸が導入している。
またヨーロッパでも稼働を始めているという。
最大速度は80㎞/h、最大走行距離は100km/h。車両総重量が7.5トン、最大積載量は4トンとなっており、都市内での輸送に十二分な性能を備えていると言えるだろう。
マーク・リスセーヤCEOは、性能面、環境面、経済面で「eCanter」に対する自信を見せた。

大型トラック「スーパーグレート」セミトラクターと大型観光バス「エアロクイーン」を展示

大型トラック「スーパーグレート」のトラクター仕様

プレスカンファレンスが「E-FUSO」の立ち上げをアピールした一方、ブースには既存の新型車が展示された。

三菱ふそうの大型トラックである「スーパーグレート」に、海上コンテナ輸送などを行う最新のセミトラクター仕様をラインナップ。新世代のダウンサイジングエンジンと最新のAMT「シフトパイロット」を備え、高い安全性、経済性、快適性を実現している。

大型観光バス「エアロクイーン」

大型観光バス「エアロクイーン」は2017年5月に10年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、大きな進化を遂げたモデル。新世代エンジンと最新のAMT「シフトパイロット」を装備し、快適な走りと先進機能による高い安全性を実現。国内観光バス初となる全車AMT化は、乗務員の負担を軽減することで安全運転に貢献。安全で快適な旅を提供する。

UDトラックス トラックドライバーに優しい大型トラック「クオン(QUON)」を展示

国内向け主力モデルのQUONのトラクター

UDトラックスは"Best truck all drivers! -すべてのドライバーにとって、ベストなトラックを目指して"をテーマに国内向け主力トラックのクオンと新興国向けのクエスターを展示している。

UDトラックスの村上吉弘社長

プレスカンファレンスでは村上吉弘社長が壇上に立ち、UDトラックスは一歩先行く運転性能・燃費&環境性能・安全性・生産性・そして稼働率の5つの要素を含めたスマートロジスティクスを実現することを謳った。2017年4月に発表された新大型トラックの「クオン(QUON)」は、ドライバーのストレスや疲労を軽減することで作業効率を高めるとともに、乗用車感覚で運転できるためトラックドライバーへ転向して日が浅いユーザーでもすぐに慣れることができる。そのため現在物流業界が抱えるドライバー不足に対しても貢献ができるなど、UDトラックスの理念を表した存在でもある。

そして、UDトラックスはお客様のさらなるニーズに応えるため、商品やサービスの向上に加え、それを実現するための企業変革にも取り組んでいく、としている。

UDトラックスは、ボルボ・グループの一員である。そのため、UDトラックスに引き続いて、ボルボ・トラックのプレスカンファレンスも行われた。

新興国向けモデルのクエスター
QUONのコックピット展示も行われた。
GH8は来年クオンに搭載予定の8.0ℓディーゼルエンジン
村上吉弘社長とダグラス・ナカノ シニアバイスプレジデント UDトラックステクノロジー(右)

カワサキ Z1の再来! Z900RS登場!! 五感直撃のスタイル&サウンドアレンジ

スピーチしたカワサキの常務取締役・太田和男氏。太田氏の横にあるのが新型のZ900RS。

東京モーターショー2017のカワサキブースでは、これまでベールに包まれていたZ1の再来「Z900RS」が登場。またNinjaシリーズは250ccと400ccの2モデルをリニューアル。軽量化とパワーアップを実現し、操る楽しさをさらに深めているのがポイントだ。

第45回東京モーターショー2017のプレスブリーフィングで、カワサキの常務取締役・太田和男氏がニューモデルの詳細を発表した。
今回もっとも注目されるのが、カワサキの代名詞ともいえる“Z(ゼット)シリーズ”の最新モデル・Z900RS。そして既存の人気モデルである“Ninja (ニンジャ)”の250cc版と400cc版。

40年前に日本中の若者を虜にしたゼッツーが蘇る!

1972年、カワサキは「ゼットワン」の愛称で親しまれた空冷DOHC4気筒エンジン搭載のZ900RSをリリース。当時、世界最高峰の性能を誇った900ccのゼットワンは、国内では750ccにスケールダウンされ、Z750RSとして発売。通称「ゼッツー」と呼ばれた同モデルは、日本中の若者を虜にした。

あれから40数年。着実に歴史を重ねてきたZシリーズの原点ともいうべきZ900RSが、水冷エンジンや贅沢な足回りなど、最新技術を盛り込んで蘇った。
新しいZ900RSのポイントは、触覚や聴覚など、性能だけにとどまらない五感で感じる“Zブランド”ならではの魅力にこだわっているところ。無骨なスタイリングはもちろん、スロットルレスポンス、排気音など、荒々しさや男らしさを強調。Zの名に相応しいテイストを随所に盛り込んでいるのが特徴だ。

「走りを追求する楽しさ」をさらに深めたNinja (ニンジャ)

カワサキが誇るもう1つのブランドが“Ninja (ニンジャ)”。1984年、GPZ900Rから始まったシリーズだが、今回は250ccと400ccの2モデルをリニューアル。エンジン、フレーム、スタイリングを新設計するとともに、さらなる軽量化とパワーアップを実現。「走りを追求する楽しさ」をさらに深めているのがポイントだ。

Ninja400

基本構成を新型のNinja250と共通としながらも、パワフルな399ccパラレルツインエンジンを搭載したことで高いスポーツ性能を実現。

Ninja250

軽量化を図り、従来モデル以上の軽快な取りまわしとハンドリングを獲得している。

「ZやNinjaは“最速”のイメージが強い。しかし今回、カワサキが目指したものは、単純にスピードだけではなく“最高の走り”を実現できるかということ。今回発表した新しいZやNinjaは、性別を問わず、初心者からエキスパートまで楽しめるのがポイントです」と太田氏は述べた。

メルセデス・ベンツ 未来のAクラス? メルセデスが提案する新世代EV、EQ A登場

メルセデス・ベンツ EQ A

東京モーターショーにおいてメルセデス・ベンツは新しいライン、EQシリーズの最新コンセプト、EQ Aを披露した。満充電で400kmの走行が可能なコンパクトEVだ。また世界初のプラグイン燃料電池車であるGLC F-CELLも登場し注目を集めた。

ブリッター・ゼーガー氏

輸入車としては圧倒的なスペースを誇るメルセデス・ベンツのブース。今回のモーターショーでは本国からスタッフを呼び、プレスカンファレンスを行った。登場したのはダイムラー社でマーケティング統括を担当しているブリッター・ゼーガー氏だ。

「メルセデス・ベンツの販売は2013年から4年連続で拡大しています。2017年は9月までで170万台以上、前年比11.7%増を達成しました。でとてもコンパクトなシティカーから、パワフルでハイパフォーマンスなマシン、そして燃料電池やプラグインハイブリッドなど、数多くの選択肢を提供してきました。そして我々はCASEというコンセプトのもと、全く新しい持続可能なモビリティの可能性をみなさまに感じていただこうと思います。新たにEQ、つまりエレクトリック・インテリジェンスというブランドも作りました。お客様のニーズを満たす、完璧な燃料電池車とEVを、今日お見せします」

メルセデス・ベンツは2019年からEVブランドの「EQ」を立ち上げることを発表し、すでにSUVのジェネレーションEQコンセプトを2016年に発表している。2017年の東京モーターショーでは、そのEQのAクラス、つまりよりコンパクトなボディサイズを持つことになるコンセプトEQ Aと燃料電池車のGLC F-CELLが出展された。

EQ Aのボディサイズは全長4285mm 、全幅1810mm、1428mmで、まさにAクラストほぼ同じ。すっきりとした外観は非常にスポーティな印象で、グリル(EVには必要がないので完全にバーチャル)にはLEDが組み込まれている。これが走行モードに合わせて点灯パターンを変化させるというのも新しい試みだ。

モーターは前後に1基ずつ搭載され、それぞれが前輪と後輪を駆動するAWD。システムパワーは200kW(272ps)、トルクは500Nmとされており、0-100km/h加速は約5秒と発表されている。

駆動用のリチウムイオンバッテリーは容量60kWhで、満充電なら航続距離は400kmというから、日常の使用には十分だ。ドイツの急速充電を使えば10分で約100km走行分の充電が可能だという。

そしてGLC F-CELLはGLCをベースにした世界初のプラグイン燃料電池車だ。見た目は通常のGLCと変わらないが、水素を満タンにすると400km以上、バッテーリーだけで50kmの走行が可能だという。

ゼーガー氏は
「EQ Aはコンパクトカーにどれだけの魅力を詰め込めるかに挑戦しました。バッテリーコンポーネントは拡張が可能です。そして燃料電池車は必要なインフラが整えば、日本でも非常に有望でしょう。燃料電池のモジュールはより小型になってパワフルになりました。このGLC F-CELLは東京から鈴鹿までを一気に走ることができるのです。EQはすべてのセグメントのEVを視野に入れています。我々は今後10以上のEQモデルの発売を予定しています」
と語った。

日野自動車 新型プロフィア、日野ポンチョEVなど働く商用車を5台展示

お客様と社会に貢献するトラック・バスについて語る、日野自動車の下義生社長

2016〜2017年は、稀にみるフルモデルチェンジラッシュだったトラック業界。この背景には、平成28年排出ガス規制に適合させる必要があるからにほかならない。さらにはトラック・バス業界にはドライバーへの安全性に寄与する先進技術の波が押し寄せている。

日野自動車はこれまで、世界初の4軸低床トラック、インタークーラー付ターボエンジン、また日本初となるスケルトンバスなど、世界に先駆けた技術で、今は当たり前となっている革新的な商品を世に送り出している。世界初のハイブリッドバスを市販化。CO2排出による地球温暖化をいう課題に対して、積極的に取り組んでいる。さらに、その技術を生かして、トラック・バスにも電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車など、全方位の開発に取り組み、一部の車両については実用化させている。

今回の展示テーマは、「もっと、はたらくトラック・バス」。東京都や石川県ですでに営業運行している「日野ポンチョEV」(2012年からすでに限定販売)、14年ぶりにフルモデルチェンジした「プロフィア」、16年ぶりに中型トラックの「日野レンジャー」などずらりと展示した。

日野プロフィアに搭載されるA09Cエンジンは、主力の279kWは従来から13ℓから9ℓにダウンサイジングされ、300kgの軽量化を実現している。

フルモデルチェンジを受けた新型トラックの2台は、安全性を重視している。前方の車両や歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキシステムや、車両ふらつき警報をはじめ多くの先進安全システムを標準装備した。これは大型・中型のトラックのみならず、小型トラックや観光バスにも搭載する。

また、低燃費を目的にエンジンのダウンサイジングや2段過給ターボを採用し、CO2排出量の低減に寄与する。

ますますクローズアップされる地球温暖化防止への対策について日野自動車の下義生社長は、「私たち自動車業界全体で取り組まなくてはならない大きな課題です。これまで以上に環境負荷を削減し、接続可能な社会の実現に貢献するために、そして、豊かで住みよい世界と未来を次の世代につなぐために。こうした思いで、私たちは昨日、『日野環境チャレンジ2050』を宣言いたしました。新車から排出されるCO2を2013年比で90%削減するほか、工場でのCO2排出ゼロなどに取り組んでいます。一方で、eコマースの拡大による深刻などドライバー不足を始め、物流も問題が叫ばれています。トラック・バスのリーディングカンパニーとして使命と誇りを持って、“人に優しく効率的な物流”や誰もがスムーズに移動できる社会の実現に向けて、一層の熱意を持って挑戦してまいります」と述べた。

もっと、世の中に役立つ存在になるために、日野らしいクルマづくりをさらに進化させ、トヨタグループのシナジーを最大限に生かした「もっと、はたらくトラック・バス」を目指していくという。

16年ぶりにフルモデルチェンジした日野レンジャー。エクステリアとインテリアを一新し、日野プロフィアと同様、先進安全装備を標準装備する。
日野ポンチョEVは、リチウムイオンバッテリー容量約30kWhで、モーター出力200kWを誇る。

完全自動運転のコミューター、スマート・ヴィジョンEQフォーツー

都市生活者のためのコミューターとして誕生したスマートが、新たな提案をしてきた。自律自動運転が可能なこのヴィジョンEQフォーツーは、乗りたい場所に迎えに来て好きな場所に勝手に運んでくれるという、未来のカーシェアのための1台だ。

アネット・ウィンクラー氏

スマート・ブースに登場したのは、ダイムラー社スマート責任者のアネット・ウィンクラー氏。スマート・ヴィジョンEQフォーツーを前にプレゼンテーションを行なった。

「東京はスマートがしっくりと合う街です。未来を考えるのがスマートの本質ですが、スマートの未来は、もちろん電気です。2030年の完璧なシティカーは何かと考えた結果、完成したのがこのヴィジョンEQフォーツーです。

このクルマは完璧な自動運転とカーシェアの形を実現するでしょう。いつでも必要なときにいてくれて、現在の2倍の人を運ぶことができるのです。途中で誰かを乗せたり、音楽やコストのシェアも可能なのです。

革新的なドアはスクリーンのように使えるので、外部とのコミュニケーションを取ることができます。子供を学校から安全に連れ帰ることを任せたりもできるのです。非接触充電も可能で、モビリティの真の変革を提案し、アーバンライフの新たなクオリティを創造するクルマと言えるでしょう」

スマート ヴィジョン EQフォーツー

このヴィジョンEQフォーツーは、単なるEVではない。メルセデス・ベンツが提唱するCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・EV)を初めて具体的な形として提案するモデルだ。

全長2699mm 、全幅1720mmとコンパクトなふたり乗りで200kWのモーターを搭載するEVというのは、もはや珍しいものではないかもしれない。このクルマの注目はカーシェアと前提とし、自動運転を実現していることだろう。

インパネ周り

インパネにはステアリングもペダルもなく、完全な自律走行を可能としている。利用者はクルマに乗りたい場所を指定すればそこへ勝手にクルマがやってきて、利用者を乗せて目的地まで自動で運んでくれるという。これは移動手段としてはひとつの理想の姿だといえる。

メルセデスはすでにスマート・フォーツーを使った「カー2ゴー」というカーシェアを展開しており、利用者は260万人に登っている。システムとプロダクトの両方から次世代のクルマ社会の提案を続けるメルセデス。何年か後には、このEQフォーツーを使ったカーシェアが実現しているかもしれない。

DS7クロスバックは駐日フランス大使も太鼓判!

本日、10月25日から予約受付が開始されたDS7クロスバック

DSブランドのフラッグシップとなるDS7クロスバックが東京モーターショーでジャパン・プレミアされた。会場には駐日フランス大使であるローラン・ピック氏も駆けつけ、DSブランドに寄せる思いとDS7クロスバックの魅力を語った。

東京モーターショー会場に駆けつけたローラン・ピック駐日フランス大使。後ろに見えるのはプジョー・シトロエン・ジャポンのクリストフ・プレヴォCEO

「DSは我々の世代には思い入れの強いネーミングです。シトロエンDSといえば、フランスらしさと先進性を象徴する存在でした。そのDSブランドが復活し、この日本に導入されてから2年が経ちました。今、DSはこの新型モデルの登場によって新たなページをめくることになります。私もこの誇るべきブランドの日本における成功を強く願っています」と語るのは、なんとDS7クロスバックの発表のためにモーターショー会場に駆けつけた駐日フランス大使のローラン・ピック氏。大使が新車の発表の場に駆けつけるのは常識的にはとても珍しいことだが、フランス大使やイギリス大使の場合はたまにこういうことがあるからさすがと言うほかない。

アンヴェールを行うプレヴォCEOと、DSブランド担当副社長のエリック・アポッド氏

エンジンは1.6Lターボと2.0Lディーセルターボの二本立てで、後者にはアイシン製の8速ATが組み合わされる。全長×全幅×全高は4570×1895×1625mmだ。
 数々のドライバーアシストデバイスもDS7クロスバックのハイライトだ「DS CONNECTED PILOT」で、 0~180km/h の速度域で作動し(各国の規制よって多少異なる)、前走車との車間距離とレーン内の位置を適切にキープするもの。前走車に追従していったん停止しても、3 秒以内であれば自動的に再発進する。
 また「DS PARK PILOT」 と呼ぶ自動駐車システムは、30km/h 以下で駐車可能な空きスペースをスキャンし、適切な場所が見つかればドライバーがスクリーン上で縦列駐車か並列駐車かを選択する。あとはパークボタンを押し続けるだけで、ドライバーはステ アリング操作やペダル操作、ギヤチェンジを行なう必要はない。

DS7クロスバックのデビューを記念して、装備を充実させた40台の限定モデル「ラ・プルミエール」のオンライン予約が本日10月25日から開始される。落ち着いた深い赤が印象的なナッパレザーがふんだんに使われたインテリアと、限定車であることを示すバッジを随所にあしらった特別なモデルだ。さらにスペシャルボディカラー、パノラミックサンルーフ、ナイトビジョンがオプションで用意される。

ヤマハから4輪SUV登場! バイクが2台詰める「クロスハブコンセプト」

10月25日、東京ビックサイトにて第45回東京モーターショー2017(会場:東京ビックサイト)が開幕。ヤマハブースでは、次世代のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)やSUVタイプの4輪車、クロスハブコンセプトなど6モデルが世界初公開となり、注目を集めていた。

電動アシスト自転車、スクーター、モーターサイクル、リーニング・マルチ・ホイール(LMW)、四輪車まで展開する今回のヤマハ。[YAMAHA FUTURE GARAGE 響きあう未来へ。] をテーマとしたブースでは、6車種のワールドプレミアと4車種のジャパンプレミアが発表された。

ヤマハ発動機柳 弘之社長は、プレスカンファレンスで話した全文は次の通り。

「リーディング・マルチ・ホイールの技術とEVの技術を組み合わせ、手軽で自由で楽しい、全く新しい乗り物を作ってみました。TRITOWN(トリタウン)です。身体の動きとともに意のままに操る乗り物、解放感に溢れた体験をいかがでしょうか? このような乗り物を操って、街を自由に駆け抜けてみたいと思いませんか?
(中略)ヤマハ発動機はブランドスローガン“"Revs your Heart"(レヴズ ユア ハート)”を実現するために、ヤマハと出会うすべての人々に、心躍る豊かな瞬間、最高の感動体験を届ける仕事をコミットしています。
私たちの思いを込めた5つの心です。『発(innovation)・悦(Excitement)・信(confidence)・ 魅(Emotion)・結(Ties)』を意思として定義し、実現するチャレンジを続けています。これまでに取り組んできた広がるモビリティの世界、さらなる情熱とエネルギーを注ぎもっと広がるモビリティの世界を作っていきたいと考えています。
今回は私たちのガレージから飛び立とうとする製品やプロジェクトを紹介いたします。まずは“パス・アシストシステム”です。人の力と電気の力を合わせ、パワーアシストという概念を世界で初めて実用化して25年。お客様はシニア層や子育て世代の層から若者へ、楽に移動する乗り物から楽しくスポーツする乗り物へ。また、市場を日本国内から世界へと広めました。この後、日本やアメリカ市場で発売するYPJシリーズ、ロードスポーツとマウンテンスポーツの4モデルです。
続きましてモーターサイクルです。ヤマハブランドの個性を発揮しながら、高い市場クレデンス(信用)を獲得しているモデルたち。グローバル市場でヤマハファンを作り続けています。今回紹介するのはクルーザーモデルのフラッグシップ“スターベンチャー”。今年北米市場に導入した待望のニューモデルです。旅の楽しさを広げるためにインターネットやナビゲーターなど集約した情報システム、ライダ―やパッセンジャーに最良の環境を提供する音響システム、駐停車時の前進・後進をモーターで補助するシステムなど様々な最新技術を搭載した、ダイナミックかつテクノロジストなスタイルと上質な仕立てで、ジェネレーションXと呼ばれる若い世代にアピールをします。優れた音響技術はヤマハ株式会社と共同開発の成果です。
(次は、)LMW、リーニング・マルチ・ホイールです。2014年、私たちは二輪車の軽快感に安定感を加え、走りの驚きを実感できる乗り物を提案しました。その第一弾として投入したトリシティは、すでに世界30か国の街角で人々の軽快な移動を実現しています。そして2018年、いよいよ本格的なスポーツセグメントに待望のニューモデルの投入です。大型3気筒エンジンを搭載したLMW、NIKEN(ナイケン)。フロント二輪がもたらす圧倒的なコーナリング性能、LMWの基本性能を高める新しい機構を搭載し、様々に変化する路面やタイトコーナーの続くワインディングロードを、自在に駆け抜ける高いスポーツ性能を実現しました。ナイケンは2つの“剣”を意味する造語です。フロント二輪のダイナミックな動きを剣の達人による二刀流になぞらえて名づけました。誰も経験したことのない走りを間もなく世界中にお届けいたします。
LMWの可能性はさらに、三輪から四輪へと広がります。今回提案するのは“MWC-4”。都市交通における様々な課題に対応しながら柔軟に走りたい。LMWとEVの技術を組み合わせて新しく自由な乗り物を提案する、フロント二輪、リヤ二輪のデザインコンセプトモデルです。発電用エンジンを備えたドライブと姿勢制御技術、そして新しい感覚の走行フィーリングを、モーターサイクルと楽器からインスパイアされたスタイリングで表現しました。私たちが発想するLMWの世界は、身近な移動に使える、手軽で自由で楽しい乗り物。軽快な日常を提供する乗り物。刺激的な非日常を提供する乗り物。新しく自由な形態を提案する乗り物など限りない広がりをイメージしています。ヤマハらしい世界が広がっています。
(中略)“ヤマハが提案する四輪車とは?”をテーマに、私たちは技術的な可能性を探りながら研究を続けています。2013年に提案したシティカーとしての車体構造・設計を研究したMOTIV、2015年にスポーツカーのデザインを提案した“スポーツ ライド コンセプト”。そして今回SUVのコンセプトを提唱するCROSS HUB CONCEPT(クロスハブコンセプト)。アーバンなライフスタイルを具現化できるようなヤマハファンのためのSUVを考えました。まず機能面ではモーターサイクル2台を積載できるスペースと、ユニークなダイヤモンドレイアウトで4つのシートを配置したキャビン、ユーティリティ間隔をコンパクトに。また、スタイリング面では、スポーツ ライド コンセプト表現した要素を採り入れ、ヤマハらしいスポーツ感覚に仕上げました。
(中略)では、最後に2人のロボットを紹介します。まずはモトボット。サーキットを移動走行するロボットです。2015年に生まれた彼の成長した姿をご覧ください。(ステージ上でモトボットのサーキット走行動画が流れる)ご覧いただきましたようにこの3年間、走行機能の修正、速度、加速、減速の制御、また、姿勢の制御などのスキルを作り込み、とうとう時速200kmに成功しました。ただ、世界最高峰の人間ライダー、バレンティーノ・ロッシにはいまだ勝てていませんが、その成果が見えてきました。
(中略)もう一人はモトロイド。人と機械の一体感を高めることを研究するプロジェクトです。『モトロイド スタンドアップ、モトロイド カモン』(とステージ上で柳社長が声を掛けると、モトロイドが自動的に社長の元へ移動する)。中速、高速で移動するモトボットに対して、モトロイドは低速、特にもっとも不安定な発進・停止時の制御化。また、人と機械のインタラクティブの機能化をすすめています。電子技術、ロボット技術などを組み合わせ、人とのインターアクションにまかなう細かな判断や動作を可能にするとして、人と機械の一体感を高めることを目指しています。
将来この二人のロボットは先進的関連技術の増幅、また、人と機械の一体感という新たな価値を発展させようと研究・開発しながら、成長していくと思います。そして新たな技術の数々、私たちのチャレンジはヤマハらしいもっと広がるモビリティの世界へ……」

以下、プレスリリースより一部抜粋

MOTOROiD モトロイド(参考出展車)

■全長×全幅×全高=2,060 mm×600 mm×1,090 mm ■原動機種類=リアインホイールモーター ■燃料供給=リチウムイオンバッテリー ■車両重量=213 kg

NIKEN ナイケン(参考出展車)

水冷直列3気筒エンジンを搭載した大型LMW(リーニング・マルチ・ホイール)。走行環境変化の影響を受けにくく、旋回時の高い安定感を生み出すLMWテクノロジーを搭載し、さまざまに変化する路面や、コーナーが続くワインディングロードを自在に駆け抜ける高いスポーツ性能を実現します。ボディデザインは、フロント15インチタイヤとタンデム・倒立式フロントサスペンションの組み合わせというこれまでにないメカニズムを活かし、スポーティな運動性能を視覚化するとともに、上質感を両立させました。

BRPジャパン 三輪バイクの“新しい楽しみ方”を提案

BRPジャパンの代表取締役・佐藤毅氏。

東京モーターショー2017のBRPジャパンのブースには、フロント二輪のゴージャスな三輪バイクがお目見え。排気量1330ccのパワフルなエンジンを搭載したこのモデルは、地球上のあらゆるシーンを“Play Ground=遊び場にする”がコンセプト。「普通のバイクでは物足りない」という人にも超おすすめの2台をご紹介しよう。
(写真:てつかたかし/レポート:北秀昭)

第45回東京モーターショー2017のプレスブリーフィングで、BRPジャパンの代表取締役・佐藤毅氏が個性的な三輪バイクの詳細を発表した。
BRP社はパーソナル・ウォータークラフト(高速水上ボート)やスノーモービル、そして三輪バイクなど、レクリエーションカラーの強い製品を開発・製造・販売するカナダの企業。それらの製品を発売するBRPジャパンが展示したのは、安心して高性能を引き出せるスポーツモデル「Can-Am Spyder F3-S」と、長距離移動も楽にこなせる「Can-Am Spyder RT Limited」の2台の三輪バイク。どちらもフロントに二輪を採用し、独特の乗り味に仕上げているのがポイントだ。
今回の出展では、「地球上のあらゆるシーンを“Play Ground=遊び場にする”」をテーマに、人々のライフスタイルを彩る各製品の魅力を映像も交えて紹介。佐藤氏は「BRPジャパンでは今後、この二台を筆頭に三輪バイク市場の開拓。三輪バイクの新しい楽しみ方を提案していきたい」と述べた。

Can-Am Spyder F3-S

F3シリーズは、モーターサイクルの開放感とダイナミック&安定感の高い走りが体感できる三輪スポーツツアラー(225万円~)。水冷直列3気筒エンジン(最高出力115hp、最大トルク130Nm)、6速セミオートマチックトランスミッション(マニュアルモデルもあり)を装備。スタビリティコントロールシステムや、トラクションコントロールシステム、ABSなどのセーフティデバイスも導入済み。FOX製高圧ガス封入式ショックアブソーバー、ブレンボ製4POTキャリパー付きブレーキなど、スポーティーな走りが楽しめる足回りにも注目だ。

■Can-Am Spyder F3-Sのスペック
エンジン:水冷直列3気筒1330cc/電子燃料噴射&電子スロットル制御
トランスミッション:6速セミオートマチック、後退ギア付き(SE6)
寸法:全長2642mm×全幅1497mm×全高1241mm
価格:257万円

Can-Am Spyder RT Limited

Can-Am Spyder RT Limited

RTシリーズは上質な乗り味がポイントとなるラグジュアリーモデル(253万4000円~)。RT Limitedはクロームメッキホイールやクロームアクセント、GPSシステムなどを装備した豪華な仕様だ。水冷直列3気筒エンジン(最高出力115hp、最大トルク130Nm)、SACHS製リアエアサスペンション、パッセンジャーバックレストを備えたツーリングシート、合計155Lを誇る大容量の収納スペースなど、長距離移動を喜びに変える充実の装備。ヒーター付きライダーグリップ、クルーズコントロール、USB付きオーディオシステムなどでロングツーリングを徹底サポート。

■Can-Am Spyder RT Limitedのスペック
エンジン:水冷直列3気筒1330cc/電子燃料噴射&電子スロットル制御
トランスミッション:6速セミオートマチック、後退ギア付き(SE6)
寸法:全長2667mm×全幅1572mm×全高1510mm
価格:332万5000円

スカニア 東京モーターショー初出展のスカニアが会場で新モデルをアンベール!!

新モデルG360の前に並ぶプレスブリーフフィングの登壇者。スカニアジャパンのCEO、ミケル・リンネル氏(中央)と同社プリセールス部長の中井 誠氏(左)、そしてスカニア・グローバル・インダストリアル統括部門長のクリストファー・ハンセン氏。G360の後部にはパネル構造のトラックボディが架装されていた。エンジンは9.3L/265kWの直列5気筒ディーゼルで、日本の平成28年排出ガス規制に対応。組み合わされるトランスミッションは前進12段+後退2段のAMT(スカニアオプティクルーズ:GRSO905R型)

北欧スウェーデンを本部とする世界的なトラック、バス、工業エンジンメーカー SCANIA(スカニア)は、東京モーターショー初出展。力の入った展示&プレスカンファレンスを行なった。
(TEXT & PHOTO:高橋一平)

126年の歴史をまとめたオープニング映像から始まったスカニアのプレスカンファレンス。ステージ両脇に配置されたベールのかけられた大型車両が注目を集めるなか、スカニアジャパンのCEO、ミケル・リンネル氏が登場、グローバル企業体であるスカニアが日本市場を重要視する姿勢を強調。

続いて登壇したプリセールス部長を務める中井 誠氏による新モデルの概要と、新時代に向けた取り組みを宣言すると、再び登壇したミケル・リンネルCEOの掛け声で新モデル2台のベールが同時に降ろされた。パネルトラックとして架装が施された「G360」とトラクターヘッド「R500」、フルモデルチェンジは実に21年ぶり、これらの新モデルの発売は欧州に次いで日本が二番目となる。

トレーラーを牽引するトラクターヘッドの新モデルR500。全体的にシャープさが強調されたデザインは新世代らしい新鮮さがあふれるものとなっている。パワートレーンは12.7L/368kWの直列6気筒ディーゼルエンジンに、スカニアオプティクルーズと呼ばれるAMTの組み合わせ。尿素SCRによる排気ガス後処理装置を備え、日本の平成28年排出ガス規制に対応している。
建設用重機などの用途に供される産業用エンジン、DC13型。12.7ℓの直列6気筒ディーゼルで、257kWから405kWまで様々な出力仕様が用意されている。排気ガスの後処理には尿素SCRが用いられ、2019年から施行予定となっているEU StageV規制にも対応。同型式のエンジンはターボなどの補機類を変更するかたち大型のトラクターヘッドにも搭載されている。写真のエンジンには建機向けの仕様としてスロットルバルブが装備されていた。
現行型のトレーラーヘッド、P410。これを見ると大型のグリルなどといった特徴が新モデルにもそのまま引き継がれていることがわかる。エンジンは12.7ℓ直列6気筒ディーゼルのDC13型で最高出力は307kW(平成28年排出ガス規制対応)。トランスミッションは前進12段+後退2段のAMT(スカニアオプティクルーズ:GRS905R型)
センスの良い加飾が随所に施されたコックピット。まるでプレミアムカーのような雰囲気は大型商用車のイメージを超えるものだ。フロアは後部のバンクベッドまで段様なしでアプローチすることのできるフルフラット構造。何日もの間寝泊まりしながら移動することも少なくない、大陸での輸送用途ではこうした快適空間が必要なのだという。視界の広さや操作性の良さももちろんのことだが、このような快適性は最終的に安全にも繋がるのだ。

ボルボ・トラック「FHグローブトロッター」次期モデルを参考出展

UDトラックス代表取締役社長の村上吉弘氏(左)とUDトラックステクノロジーのシニアバイスプレジデントのダグラス・ナカノ氏(左)。同じボルボグループ企業ということでボルボ・トラックのプレゼンテーションは両氏によって行われた。今や両社は技術的なリソースも共有するなど、強固に連携する関係となっており、特に自動運転やテレマティクスなどの先進技術分野ではボルボの乗用車部門であるボルボカーズも含めグループを横断するかたちで、各社が各分野を分担しながら世界中で研究開発が進められている。なかでもテレマティクスに

10月25日、ボルボ・トラックは同じくボルボグループ傘下のUDトラックスと共同でプレスカンファンレンスを開催した。キャッチフレーズとして掲げられるのは「The power of knowledge」だ。
(TEXT & PHOTO:高橋一平)

10月25日、ボルボ・トラックは同じくボルボグループ傘下のUDトラックスと共同でプレスカンファンレンスを開催、次期「FHグローブトロッター」の背景にある理念とテクノロジーが披露された。この次期モデルでキャッチフレーズとして掲げられるのは「The power of knowledge」という言葉。同シリーズは安全性において世界中で高い評価を得てきたということで、その開発においては長い歴史を誇るスウェーデン本社の事故調査チームの地道な努力によって積み重ねられてきた英知(knowledge)が重要な役割を果たしたという。

この安全性については、クラッシュテスト後の画像が大スクリーンに投影されるという演出も凝らされ、同社の姿勢と自信が窺えるものとなっていた。もちろん、ドライバーの疲労を最小限に抑える優れた操作性の確保や、自動緊急ブレーキなどのADAS技術も導入され、プリクラッシュセーフティという観点においても隙はない。自動運転やテレマティクスといった次世代技術への対応も、ボルボグループ全体のリソースを結集させるかたちで進められているとのことで、車両だけに限らず、その活躍の舞台となる物流システムにも訪れるであろう、大きな変化の波をも牽引してくことを示唆。ブースには参考出展として6気筒の13ℓエンジンを搭載する次期「FHグローブトロッター」のトラクターヘッドモデルが置かれ、その先進的なコックピットも体験できるかたちとなっていた。

FHグローブトロッター

FHグローブトロッター

FHグローブトロッター
次期「FHグローブトロッター」として参考出展されていた「FH6×4トラクター リヤサスペンション」。全6輪のうち後4輪を駆動輪とするトラクターヘッドで、名称の「リヤサスペンション」はリヤ側二本の車軸がエアサスペンションであることを意味する。フロント側はリーフスプリングだ。トランスミッションは「Iシフト」と呼ばれるDCT(トラック用として2014年にボルボが世界で初めて採用)で、前進12段、後退4段というもの。エンジンは直列6気筒の13ℓ(12777cc)のD13K540型(397kW)、排気ガスの浄化装置には尿素SCRが用いられる。車軸数や駆動輪の構成、サスペンションやエンジンの仕様は他にも豊富に用意されており、トレーラーヘッドだけでなくトラックタイプもラインアップ。さまざまな用途への対応が可能だ。

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