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ジャガー XJ新型自動車カタログ[価格/試乗インプレ/技術開発など]

フラッグシップサルーン、XJシリーズの現行型である四代目がデビューしたのは2009年。最上位モデルであるオートバイオグラフィーはロングボディに、510psを発生する5.0ℓV8スーパーチャージャー付きエンジンを積む。一方、エントリーグレードであるラグジュアリーには2.0ℓ直4ターボも用意されるなど、時代にあわせてダウンサイジングも図られている。2017年モデルではスポーティな装備とスタイリングが与えられたR-SPORTが加わった。


最強仕様「ジャガーXJR575」を販売開始!

JAGUAR XJR575

ジャガーのフラッグシップサルーン”XJシリーズ”の2018年モデルの受注が開始された。しかも新たに追加された最強仕様「XJR575」もラインアップ! 安全運転支援策や、充実した装備を与えるなど、さらに魅力が増している。

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、先のフラクフルト・モーターショーでデビューを飾った、フラッグシップのXJシリーズの最強仕様となる「XJR575」及びXJシリーズの2018年モデルの販売を開始した。

この「XJR575」は、5ℓV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力575ps、最大トルクは700Nmを発揮、0→100km/hを4.4秒で完了する最強モデル。エクステリアには専用デザインが多数採用され、グロスブラック仕上げのリヤスポイラーやサイドシル、フロントバンパーにローワーエアインテーク、ツインボンネットルーバーのほか、レッドキャリパーを装着した20インチのファラロン・グロスブラックのホイールを装着するなど、見た目からして強力な1台。

エクステリアカラーは、SVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)による特別カラーのヴェロシティブルーとサテンコリスグレーの2色を用意する。インテリアもソフトグレインレザーを採用し、ピメントステッチを施したエボニーもしくはエボニーステッチを施したアイボリーの2種類をラインアップ。トレッドプレートとダッシュボードには「XJR575」バッジを、フロント&リヤのダイヤモンド・キルトシートには専用の刺繍を配し、他のグレードとは異なる演出で魅了する。

そしてXJシリーズの2018年モデルは、従来よりも大型化された10.2インチ・タッチスクリーンのインフォテインメントシステム“Touch Pro”にInControlの通信機能を備えたプロテクトを標準装備する。緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールが利用でき、コネクティビティ機能も強化され、その通信も4G対応となったうえ、最大8台の機器を接続することができるWi-Fiホットスポットによる高速インターネット環境を楽しむことが可能となった(オプション)。もちろん、レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警告)やレーンキープ・アシスト、ドライバーコンディションモニターといった安全機能を全グレードに標準装備する。

ラインアップは、3.0ℓV型6気筒スーパーチャージャー搭載車を4グレード、先の最強仕様となるXJR575のほか、最上級のXJ オートバイオグラフィ・ロングホイールベース(5ℓ V8スーパーチャージャー搭載)と全6グレードを用意する。

元記事↓

シリーズ最強のジャガーXJR575に見る、見事なシャシー性能

史上最強のジャガーとしてデビューした「XJR575」。そのネーミングにも示されるように575psを発揮するモンスターサルーンではあるが、実のところこのパワーを支えるシャシー性能こそ注目すべき点。その理由を、国際試乗会が行われたポルトガルより、モータージャーナリストの大谷達也が解説する。

REPORT◎大谷達也(Tatsuya OTANI)

575psをフルに引き出してもビクトもしない!

ハイパフォーマンス・スポーツサルーンの足まわりをまとめるのは極めつけに難しい仕事だとつくづく思う。“サルーン”と名が付くからにはある程度の快適性が求められるし、500psを越えるエンジンパワーが生み出す走りを支えるにはどうしてもサスペンションを硬めなければいけない。そのいっぽうで、スーパースポーツカーのように重心を下げたり極端なワイドトレッドを採用するのは難しいから条件は厳しくなるばかり。おかげで、ヘタな超高性能セダンだったらスーパースポーツカーのほうが足まわりの総合性能は高いと思うことが少なからずあるくらいだ。

乗り心地とハンドリングのバランスに定評のあるジャガーは、世界的に見てもこの種のクルマ作りがもっともうまい自動車メーカーのひとつといえる。ただし、これまで彼らがリリースしたスポーティグレードの“Rモデル”は、いずれもハードコーナリング中の挙動を優先した足まわりで、ジャガーらしいし快適性を満喫できたケースは決して多くなかった。

XJ575は、そんな私の先入観を鮮やかに打ち崩してくれた佳作である。とにかく乗り心地が素晴らしく快適。それでいて最高出力575psのエンジンパワーをフルに引き出してもビクともしない強靱でコントローラブルな足まわりを備えているのだ。ポルトガルで催された国際試乗会でそのことを確認してきたので、順に紹介していこう。

駐車場から走り始めると、サスペンション・ストロークの動き出しが極めてスムーズかつ滑らかであることに驚かされる。しかも、柔らかに感じられるストローク領域が意外なほど幅広く、低速域のしなやかさだけでいえばこの前日に試乗したXFスポーツブレイクとほとんど変わらないと感じたほど。もちろん、“柔らかい”といってもジャガーの足まわりだから、まるで押さえが効いてないわけではない。それこそネコ科の大型動物のように、高いガケから飛び降りてもなにひとつ衝撃を身体に伝えることのない、極めて強靱なのに恐ろしくしなやかな筋肉を連想させる乗り心地なのだ。

とはいえ、XFスポーツブレイクの最高出力は250ps(ガソリンの場合)で、XF575の半分以下。だから「この足まわりでワインディングロードを飛ばしても本当に大丈夫だろうか?」と軽い不安を覚えたことは、皆さんにもわかっていただけるだろう。けれども山並みに設定されたルートを実際に走ってみて、これがまったくの杞憂であることを思い知らされたのである。

まず感心させられたのが、ステアリング・ゲインの設定が絶妙なこと。無闇にアジリティを追求した結果、ステアリングをわずかに切っただけでも大げさに反応するスポーツモデルが少なくないなか、XJ575は微舵領域のコントロールが実に容易。オーディオシステムのボリュームコントロールにたとえれば、少し操作しただけで大きく音量が変化するのではなく、微妙な調整がしやすいように小刻みに音量が増減するタイプ、といえる。それでいて操舵量はあくまでも自然な範囲に収まっているのだから、やはりステアリング・ゲインの設定が絶妙としかいいようがない。それでいてステアリング・レスポンスは実にシャープ、操舵に対するヨーの立ち上がりにまるで遅れが認められないのだから驚く。

ところで、ひょっとするとステアリング・レスポンスとステアリング・ゲインを一緒くたに捉えている方がいるかもしれないが、これはまったくの別物。レスポンスは本来、時間的な遅れに対して使う言葉であって、「ちょっと切っただけでよく曲がる性能」は前述したとおりステアリング・ゲインと表現すべき。ここで私はXJ575のハンドリングを「ゲインは高くないけれど、レスポンスは鋭い」と説明した。つまり「微妙な調整」を「遅れなくできる」のがXJ575のハンドリングなのである。したがってオーディオシステムのたとえを繰り返せば、「好みの音量に即座にぴたりとあわせることができる」ボリュームコントロールのようなもの。こうした特性が、初めて走るワインディングロードで極めて強力な武器となってくれるのはご想像のとおりである。

普段は快適に終始し、飛ばせば応える”猫足”健在

こうして、クルマとの強い一体感を覚えながらスポーティドライビングを楽しむうち、ペースは自然と上がっていき、気がつけばタイヤが微妙に滑り始める領域に足を踏み込んでいた。ところが、XJ575はどんなに攻めても4本のタイヤがしっかりと路面を捕らえ続けてみせた。つまり、ロードホールディング性が優れていたのである。これは、タウンスピードで示した快適な乗り心地からは想像もできないことだった。

また、しなやかな足まわりは加減速によって適度な荷重移動を引き起こせるので、これを利用すればステアリング特性を微調整することもできる。だから、コーナーに進入してから予想していた曲率半径と異なっていることに気づいても、スロットル操作や軽いブレーキングでラインを修正することが容易。これもまた、初めて走るワインディングロードで強い自信を与えてくれるひとつの要因となった。

もはや決して最新ユニットとはいえなV8 5.0リッター・スーパーチャージド・エンジンは、例によって極めて緻密な回り方を示すいっぽう、高回転域の滑らかさもいうことなし。ターボエンジンと違ってパワーとトルクが立ち上がっていく特性がリニアでコントロールしやすく、ドライバーの感性もほどよくくすぐってくれる。フルスロットルにしたときにエキゾーストノイズが不当に高まらないのも私の好みだ。

それにしてもXJサルーンのスタイリングは相変わらず魅力的である。プロポーションはある意味で前衛的なのに、虚飾を徹底的に排除したミニマリズムのデザインが上品で落ち着いた雰囲気を醸し出している。時間が経過してもまったく古びることのないスタイリングである。

インテリアはXJのモダンなデザインをベースに上質さとスポーティを付け加えた仕上がり。シートの座り心地もいいし、新世代のインフォテイメントシステムも操作性は良好だが、随所に付け加えられたXJ575のロゴは私には不要に思えた。このクルマには、もっと落ち着いた雰囲気のほうが似合うような気がする。

それでも、これだけ快適性とハンドリングを高次元でバランスさせたスポーツサルーンは滅多にない。そのキャラクターは、忍び足で獲物に近づき、全力疾走を始めてからも頭がまったく上下することのないネコ科の大型動物を改めて思い起こさせるもの。ジャガーはやはりジャガー。そしてXJ575はそのなかで百獣の王というべき存在なのだ。

スポーティかつモダンなデザインのコクピット。10.2インチのタッチスクリーンを備えるインフォテイメントシステム「Touch Pro」は2018年より標準装備となった。

”575”の赤い刺繍とダイヤモンドキルトをもつフロントシート。サポート性にも優れている。
リヤシートもフロント同様に刺激的なデザインだ。足元が思いのほか広いのも特徴である。
V型8気筒DOHCスーパーチャージドユニットは、575ps&700Nmを発揮。これに8速ATを介して後輪のみを駆動する。
575psに対応するブレーキシステム。前後で異なるタイヤサイズを与えているのも走りの印象を良くしている理由だ。

ジャガーXJ 2017年10月発売モデル

XJ ラグジュアリー


価格 1,149万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 340ps(250kW)/6500rpm
最大トルク 45.9kg・m(450Nm)/2500rpm
乗員 5名
燃費 -

XJ プレミアムラグジュアリー


価格 1,253万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 340ps(250kW)/6500rpm
最大トルク 45.9kg・m(450Nm)/2500rpm
乗員 5名
燃費 -

XJ ポートフォリオ


価格 1,403万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 340ps(250kW)/6500rpm
最大トルク 45.9kg・m(450Nm)/2500rpm
乗員 5名
燃費 -

XJ R−スポーツ


価格 1,434万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 340ps(250kW)/6500rpm
最大トルク 45.9kg・m(450Nm)/2500rpm
乗員 5名
燃費 -

XJR 575


価格 1,887万円
排気量 5000cc
駆動方式 FR
最高出力 575ps(423kW)/6500rpm
最大トルク 71.4kg・m(700Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

XJ オートバイオグラフィー LWB


価格 2,069万円
排気量 5000cc
駆動方式 FR
最高出力 510ps(375kW)/6000rpm
最大トルク 63.7kg・m(625Nm)/2500rpm
乗員 5名
燃費 -

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