AnimeandManga[モーターファン]

ニューモデル、テクノロジーからインプレッションまで、クルマと人生を楽しむニュースサイト

  • 2018/11/29
  • ニューモデル速報

【速報!新型Mazda3/デザインチェック 続編】なんで泣けてくるんだろう マツダ3(アクセラ)

カースタイリング誌編集長 松永大演のMazda3のデザインリポート第二弾!

ボディサイドに定番手法であるキャラクターラインの消えたMazda3
LAショー初日のプレスカンファレンスで、次のスケジュールを気にしつつ確認しただけでは理解ができなかった新型マツダ3のエクステリアデザイン。
正直、多少の懐疑的な気持ちを携えながら、カースタイリング誌編集長の松永は、納得ゆく答えを得るためにデザイン部門の重役とチーフデザイナーに直撃インタビューを敢行!
そして、その答えはオフィシャルムービーの中にあった。
松永の目頭をアツくさせた、その動画とは?

こちらのチーフデザイナー土田康剛氏と、常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当である前田育男氏のインタビューによって、新デザインの真意が明らかにされた。

 昨日のレポートでは、マツダ3のデザインには申し訳ないがまだ懐疑的だった…。そんな釈然としないまま、翌日のプレスデーに。かのマツダ3のデザインを「まだまだ、じっくり見るまでは何とも言えない」と書いてしまった手前、本日は常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当の前田育男さんとチーフデザイナーの土田康剛さんにそれぞれ話を伺った。

 ボディサイドに流れるキャラクターラインというのは、マジックでもある。ボデイが分厚かったりしても適所に入れれば細く見える。ボリュームが足りなくても、なんとか補った印象をつくってくれる。重心だって低く見せられる。それを最大限利用したのが、クリス・バングルさん時代のBMWだったのだ。
 それに共感して、多くのメーカーがキャラクターラインをより印象的に用いることを考えた。
 ところが今回のマツダ3にはその要素が一切なくなった。となれば、何の構えもない状態。言ってみれば「あしたのジョー」の矢吹丈が最終回に両手をぶらんと下ろした、ノーガード戦法のようなもの。このクルマで本当に勝ち目があるのか? と思ってしまったのだ。ちょっとくらい薄いラインでも入れて、色気を出してもいいのではないだろうか。きっと誰からも怒られないはず、とも思った。
 果たして事前発表されたスタジオでは、のっぺりとした印象が強かった。また、それはLAショーの会場にいっても、残念ながら一緒だった。

 (これは、やっちまったんではないか…)内心そんなことを考えた。ショー会場ではきっといいはず、なんて期待もあったのだ……。

 そして前田さんとのインタビュー。詳細は12月26日売のカースタイリング19に譲るが(宣伝ですみません)、「野外でこそ見て欲しい」とのこと。
 要はものを映したりその環境で走ったりすることで、微妙なリフレクションの移ろいを感じやすい、とのことだった。だから、スタジオやこうしたショー会場など、わりと淡々とした場所での展示には向かないという。
 その真意を土田さんが教えてくれた。土田さんは開発に当たって「借景」という言葉をよく使ったという。「借景というとあまりにも日本的で、ベタなので使わないようにしているのですが…」との前置きで、風景が車のボディにどのように映るのか、走った時にどう流れていくのかを徹底して考えたのだという。そのためには、ありえないような面構成も用いたという。
 そして生まれたのがこのボディ。と言ってもピンとこない。そうすると、ある裏話を語ってくれた。


SKYACTIV-X(スカイアクティブX)エンジン搭載!登場まで秒読み。マツダ・アクセラ(MAZDA3)の次期型を予想する

新型Mazda3のデザインに関する回答は、動画の中にある

新型マツダ3のプロモーションビデオの1シーン。
ボディサイドに風景が映り込み、流れてゆく様に注目していただきたい。

 マツダ3のために今回製作したプロモーションビデオについて、当初はCGでもできるのではないかと考えていた。現在ではCADデータをベースに3Dデータの車を野外風景の中で走らせることができるのだ。もちろんリフレクションも活かされる。ところが、なんとも釈然としない。こんな程度ではないはずだ。とばかり、実際の新型マツダ3で野外での撮影を敢行したのだという。
 ロケ地はヨーロッパのとある場所。CGは一切なし。今回は、単に背景がいいだけではいけない。ボディに映り込むこっち側の見えない風景も重要なのだと、思案を重ねての場所探しだったという。
 そして土田さんがこんなことを言った。
「私たちも、ずっとリフレクションを考えてつくってきたはずなのですが、本当に野外を走って、こんな風に見えるんだ! と感動したんです」と、本当に嬉しそうに言った。
 そしてここでは、そのプロモーションビデオをご覧いただきたい(下の再生ボタンをクリック!)。こんな話を聞いた後では、涙もろくなった自分はほろっと目を潤ませてしまった。(やったね! なんて思って…) できれば、くれぐれもボディの写り込みに着目してください。そうすれば、3ドアのサイドウインドウを小さくしてまで、リヤピラーを太くしたことの一つの答えがわかるのでは、と思ったりもする。 


【速報!新型Mazda3デザインチェック】はっきり言って、まだわかりませんでした。 もっとしっかり見てみなければ!
All-New Mazda3/新型Mazda3

【速報! Mazda3/新旧サイズ比較】LAショーで公開された新型マツダ3 VS マツダ・アクセラ(先代)

年収1000万超えの生産技術エンジニア大募集!勤務先は横浜市

自動車業界の最新情報をお届けします!


自動車業界 特選求人情報|AnimeandMangaTechキャリア

自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

大車林

大車林

基礎原理から最新技術、産業、環境、行政、モータースポーツ、デザインまで、クルマ社会をキーワードで理解する自動車総合情報・専門用語事典『大車林』の検索サービスです。

キーワードを検索
注目のキーワード
フリーホイールハブ
パートタイム4WD車において、前輪のホイールハブのところで動力軸を断続する装置。...
パワードリフト
旋回中に駆動力をかけてドリフトさせることをいう。FR車において、前後輪の横滑り...
FF
エンジンを前部へ車載して、前輪を駆動するクルマ。FF車はFR車に比べ、滑りやすい...

カーライフに関するサービス

ランキング

もっと見る