AnimeandManga[モーターファン]

ニューモデル、テクノロジーからインプレッションまで、クルマと人生を楽しむニュースサイト

  • 2018/10/31
  • AnimeandManga編集部

ダイハツ・タント、スズキ・スペーシアなど2大軽自動車メーカーのスーパーハイトクラスを選ぶなら

最大級の使いやすさで一番人気のスーパーハイトクラス5車種の比較

スズキ・スペーシアカスタム
最大級の使いやすさで一番人気のスーパーハイトクラスのラインナップ

大人気車ホンダN-BOXに以前注目が集まっているが、スーパーハイトクラスでは、スズキは存在感抜群のカスタムを追加したスペーシア、ダイハツはミラクルオープンドアで人気のタント、レジャーユースにもってこいのウェイクなど、一番人気が高いカテゴリーならではのラインナップとなっている。

全面進化でクラス王者を猛追……スズキ・スペーシアカスタム

スズキ・スペーシアカスタム ハイブリッドXSターボ(FF)

軽量化でクラス随一の好燃費
後席の居住性と装備が美点


 軽自動車販売台数で独走するN-BOXに待ったを掛けるべく、2017年12月にフルモデルチェンジしたスペーシア。ライバルより20〜60㎏車重が軽く、JC08モード燃費はスーパーハイト系№1だ。

 フロントマスクはご覧の通り、Lクラスミニバンもかくやという大迫力だが、驚くべきは後席の居住性。室内高や膝前スペースまで、Lクラスのミニバンに匹敵する。後席には210㎜のスライド機構が付いており、最後端にすれば身長180㎝級の大人でも楽に脚が組める。後席はワンアクションでフラットに折り畳め、畳んだ際にも運転席のスライド量は制約されない。

 装備の充実振りもLクラスミニバン並み。後席ウインドウガラスを遮光するロール式サンシェードは全車に標準装備され、上級グレード2機種には、エアコンの冷気を後席に届けるサーキュレーターが付いている。これらの装備は大人ももちろん、後席でチャイルドシートに座る赤ちゃんにとってもうれしいものだ。
 
 グレード構成は、「ハイブリッドGS」「ハイブリッドXS」「ハイブリッドXSターボ」の3種類。全グレードに発電機をアシストモーターとして機能させるマイルドハイブリッドシステムを採用する。「ハイブリッドXS」以上のグレードには、165/55R15タイヤを装備。ターボ車もカスタムだけに用意されるなど、走りの性能でも標準車との差別化が行なわれている。


後席
前席

最新のスーパーハイト”ワクワク軽”は方位で進化……スズキ・スペーシア

スズキ・スペーシア

軽量+マイルドHVで低燃費
お洒落な見た目も人気の秘訣


 昨年末にデビューした新型スペーシアの販売成績は、絶対王者N-BOXには及ばないものの、今年上半期はダイハツ・タントを抑え込んで「N-BOXの次に売れる軽」の座を射止めた。スズキのスーパーハイトがパレット時代からずっとタントの後塵を拝してきたことを考えると、これは歴史的快挙といっていい。まあ、タントが明らかにモデル末期である点は考慮する必要があるが、新型スペーシアが売れている理由はそれ以外にもいくつかある。

 ボディサイズやパッケージレイアウトもそのひとつだろう。従来のスペーシアは微妙に低くてキャビンを絞った「クルマらしさ」にこだわっていたが、新型はN-BOXと並んでクラスで最も背高で、デザインも四角四面。さらに後席もN-BOXに続いてワンタッチ収納のダブルフォールディング式にしつつも「自転車を積める」というスーパーハイトの利点にも抜かりはない。

 その上で「クラス最軽量」であること、そして全車マイルドハイブリッド仕様にして「低燃費」という従来の伝統を維持するのも注目点だ。

 スペーシア人気のもうひとつの理由はデザインだろう。これまでのスペーシアはデザイン上もあえて控えめを美徳としていたが、別項のカスタムのグリルはクラス最大面積で最もギラギラしているし、この標準モデルはこれまでにない四角さを逆手にとってスーツケースを模したおしゃれなデザインである。


後席
前席

無類の利便性を誇るミラクルオープンドア……ダイハツ・タント カスタム

ダイハツ・タント カスタム

クラス開拓のパイオニア
使い勝手と乗降性は超一流


 現在の軽自動車市場で主流となっているスーパーハイトワゴンのパッケージングを最初に採用したのがタントだ。広々とした室内空間を持つことからファミリー層に人気のモデルだが、初代の時からエアロモデルのカスタムを設定し、お父さんがハンドルを握っても似合う仕様も用意されている。インテリアもカスタムはブラック内装となり、専用のメーターを装備するなど、スポーティな雰囲気にまとめ上げている。

 三代目となる現行型タントカスタムは2013年に登場。当初はシックなスタイリングだったが、15年12月のマイナーチェンジでワイド感を強調した現在のスタイリングになった。中でも専用デザインのフロントバンパーを採用した「トップエディション」は、軽自動車とは思えぬ存在感がある。16年11月の改良では歩行者にも対応した自動ブレーキを装備したスマートアシストⅢをダイハツ車で最初に採用。17年12月にはパノラマモニターを設定するなど、安全装備は随時更新している。

 タント最大の魅力は室内の使い勝手の良さ。助手席側は前後のドアを開くとピラーレスとなる、ミラクルオープンドアが装備されているので乗降性が抜群に良い。助手席のバックレストを前に倒せば、テーブルとして使うこともできる。ライバルに比べると、後席の座面が平面的で、荷室を広げる際にも少し手間が掛かるが、乗降性と使い勝手に関しては、今でもクラストップの実力だ。



後席
前席

自動車業界の最新情報をお届けします!

大車林

大車林

基礎原理から最新技術、産業、環境、行政、モータースポーツ、デザインまで、クルマ社会をキーワードで理解する自動車総合情報・専門用語事典『大車林』の検索サービスです。

キーワードを検索
注目のキーワード
FISA
FIAのモータースポーツ部門。一時期は国際自動車スポーツ連盟(FISA)と呼ばれていた...
シーケンシャルターボ
複数の排気ターボを装着したエンジンシステムにおいて、運転状態に応じて段階的に...
振動減衰
摩擦や粘性などの抵抗力により、失われる振動のエネルギー消費のこと。純粋にばね...

カーライフに関するサービス

ランキング

もっと見る