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  • 2018/09/07
  • AnimeandManga編集部

カワサキZの看板に偽りなし? ネイキッドスポーツZ125PRO 試乗インプレッション

排気量 125cc/12インチスポーツミッション

 カワサキZ。今はスーパーネイキッドを象徴するネーミングとして知られZ1000を筆頭にシリーズ化されている。その末弟に位置するのが今回試乗したZ125PROだ。前後に12インチタイヤを履いたミニバイクである。

REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

カワサキZ 125PRO……345,600円〜

 全体的にゴツく塊感のある立派なフォルムのZ125PROだが、人がまたがるとちょこんと可愛い。このデフォルメ感がなんともユニーク。それでいて、ヘッドランプや同カウル、倒立式フロントフォーク部までカバーするフェンダーデザイン等の雰囲気は立派にZシリーズ一連の流れを感じさせてくれる。
 一見ガッチリと骨太なフレームに見えるのは、サイドの樹脂カバーデザインによるもので、実際のフレームはパイプバックボーンタイプ。空冷の2バルブSOHC前傾単気筒エンジンを搭載。ブラックアウトされた小さなアンダーカウル後方に同じく黒いアンダーマフラーを配し、右側に排出する。一見それがマフラーであるとは気付かせない、溶け込んだデザインが斬新だ。

バイクビギナーに優しい102kgの軽量ボディ

 780mmのシート高は、股がった瞬間に窮屈感のないライディングポジションを覚える。足つき性はとても良く、膝にゆとりを持った上で両足は楽に地面を捉えることができた。車体やシートはサイズ的に十分な厚みがあり座り心地もシッカリした感じ。車両重量は102㎏。近頃人気のスーパーカブ110とくらべると3kgほど重いが、全高と全幅はカブを凌ぐレベルで取り回す感覚は見た目よりも軽快に扱え、不安感の無い乗り味はビギナーライダーのための入門用としても適している。もちろんベテランライダーにとっても、コンパクトな車体の気楽な乗り味は魅力的。さらに車庫や駐輪場の省スペース化に貢献できるサイズは日常的な足として活用した時も痛快な機能性を発揮してくれることは間違いない。

ラフに走れるワイドレンジな出力特性

 さて、右手のセルボタンを押すと、スルッとクランキングされて始動性は良好。操作系は左手レバーによるマニュアルクラッチ操作が必要。もちろんシフトもマニュアルで左足操作のリターン式。ミッションはギヤレシオがワイドに設定された4段式が採用されている。

 走り始めると各ミッションと出力特性との相性がとても良いことがわかる。指針式アナログ表示のタコメーターは9750rpmからがレッドゾーン。そこまで回そう(回したい)とは思わないが、大体3000~9000rpmまでのワイドレンジで発揮される頼れるトルクはとても柔軟。一旦走り始めてしまえば、例えばシフトダウンを不精するような走りも難なく耐えてくれる粘り強さがある。
 つまりライディングにシビアな操作を要求されない寛容な乗り味があるのだ。12インチのタイヤは街での安心感も高い。時おり遭遇する大きなギャップでは、突き上げの厳しさにビックリさせられることもあったが、操縦性に対する不安はない。

 125ccというカジュアルな排気量でありながらも、十分にバイクらしさを楽しめてしまう。Zの名を引き継いでいるのは伊達ではないなと、ヘルメットの中で自然と頬が緩んでいる自分に気付く愉快な乗り味に魅力を覚えた。

ディテール解説

Zシリーズ一連のスラントしたヘッドランプデザインが印象的。フロントフォークはインナーチューブ径がφ30mmの倒立式。100mmのストロークを稼ぐ。φ200mmペタルタイプのディスクローターを持つフロントブレーキはNISSIN製シングルピストンのピンスライドタイプだ。
シリンダーヘッド&シリンダーがブラックアウトされた空冷SOHC2バルブの前傾単気筒エンジンは電子制御の燃料噴射式。冷却フィンが細かくデザインされて全体的にコンパクトな仕上がりだ。
スイングアーム式のリヤサスペンションは右側にオフセットされたモノショックユニットをマッチ。プリロード調節機能もついている。
2×5本スポークタイプのアルミキャストホイールには120/70偏平の12インチタイヤを採用。タイランドIRC製のNR77Uだ。フロントは100/90偏平の細めがマッチされている。ブレーキキャリパーはシングルピストンのピンスライド方式。ペタルタイプのディスクローターはφ184mmだ。
段差の少ないダブルシートは、タンデムライディングにも十分に機能的。タンクデザインとの相性が良く、ライディングポジションも良好。ニーグリップもしやすかった。
一体構造のダブルシートは脱着式。シート下には液漏れの心配が無い密閉式バッテリー(12V3Ah)が横倒しで納められていた。直ぐ前方に位置するのはヒューズボックス。シートロックの開閉はキー操作で行う方式だ。
動物の顔をモデファイしたような、野性味溢れるヘッドランプデザイン。上部がメインライトで、下部にLED式サブランプがコンビネーションされている。ウインカーはご覧の通りクリアレンズにオレンジの電球を使用。
指針式タコメーターと液晶表示のデジタル式スピードメーターのコンビ式。液晶ディスプレイにはギヤポジションインジケーターや、時計、燃料計、オドやトリップが表示される。 
至ってオーソドックスなハンドル左側のスイッチ。ウインカーのキャンセル操作はプッシュ式だ。
右側のスイッチも至ってシンプル。スロットルレリーズと一体化されたデザイン。セルスタータースイッチの上の赤いボタンはエンジンキルスイッチだ。

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