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  • 2018/08/31
  • 遠藤正賢

国産小型ターボSUV比較試乗…意外に実用的なエクリプスクロス、内外装と走りの質感が高いC-HR、抜群に走って楽しいエスクード

スタイル、居住性、走り。このうちどのふたつを取るかの選択

三菱エクリプスクロス
三菱にとって国内では2014年2月発売の「eKスペース」以来4年ぶりとなる新型車として発売された小型クロスオーバーSUV「エクリプスクロス」を、郊外の一般道および高速道路を中心に約400km試乗。ダウンサイジングターボエンジンを搭載する直接のライバル、トヨタC-HRターボおよびスズキ・エスクード1.4ターボと比較する。

 まずはボディサイズを比べると、

三菱エクリプスクロスGプラスパッケージ(4WD) 全長×全幅×全高:4405×1805×1685mm ホイールベース:2670mm トレッド前/後:1545/1545mm 最低地上高:175mm

トヨタC-HR G-T(4WD) 全長×全幅×全高:4360×1795×1565mm ホイールベース:2640mm トレッド前/後:1540/1540mm 最低地上高:155mm

スズキ・エスクード1.4ターボ(4WD) 全長×全幅×全高:4175×1775×1610mm ホイールベース:2500mm トレッド前/後:1535/1505mm 最低地上高:185mm

 エクリプスクロスが最低地上高を除くすべてにおいて最も大柄である一方、エスクードが見た目から受ける印象よりも遥かに小柄なことが分かる。

 そのためエクリプスクロスは、三菱車らしいガンダムルックを先鋭化させた攻撃的なクーペスタイルから想像するより室内は狭くなく、身長176cm・座高90cmの筆者が後席に座っても辛うじて後頭部がルーフに当たらない程度のヘッドクリアランスは確保されている。

三菱エクリプスクロスのリヤシート
三菱エクリプスクロスのリヤシート

三菱エクリプスクロスの運転席から覗いた左後方視界のイメージ

 後方視界への配慮も行き届いている。車両後端に向かって斜め下への落とし込みが大きいバックドアには上下分割式ウィンドウが採用されるとともに、Cピラーは過度に太くなっておらず、リヤドアウィンドウも後方まで伸びた形状となっているため、車庫入れや縦列駐車も苦にならない。

 前方視界も、インパネを水平基調にし、ボンネットを運転席から見やすい形状とし、ドアミラーもドアパネル直付けにするなど、細部まで工夫に富んでいるが、一刻も早く改善してほしい点が1つある。それは、ドライバーの目に近いインパネ上部に、ピアノブラックやシルバーの加飾パネルが上を向いた状態で装着されていることだ。

 晴天時はそれらのツヤが太陽光を強烈に反射するため非常に眩しく、視界を遮り集中力を削ぐ大きな要因になる。安全性に直結する問題だけに、最低でもピアノブラックのツヤをもっと抑えてほしい。

三菱エクリプスクロスの運転席まわり

 C-HRとエスクードのパッケージングについては下記の記事に詳しいが、エスクードはスクエアなボディ形状を活かして小柄ながら視界・室内空間とも広く、C-HRはそのアグレッシブな外観と低い全高の通りに視界も室内空間も狭い。

トヨタC-HRのリヤシート
トヨタC-HRのフロントシート

スズキ・エスクードのリヤシート
スズキ・エスクードのフロントシート

三菱エクリプスクロスのラゲッジルーム

 後席をすべて使用した状態の荷室容量も、エクリプスクロスが341L、C-HRは312Lなのに対しエスクードは375Lと、より大柄な2台を大きく上回っている。

トヨタC-HRのラゲッジルーム
スズキ・エスクードのラゲッジルーム

 だが、見た目の質感とデザイン性の高さに対する機能性の両立、という面では一昔前のチューニングカーのようなエスクードと、「無難」の一言に尽きるエクリプスクロスを、C-HRが遥かに凌いでいる。この一点を決め手としてC-HRを選ぶユーザーがいたとしても何ら不思議には思わないほど、その差は圧倒的だ。

トヨタC-HRの運転席まわり
スズキ・エスクードの運転席まわり

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