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  • 2018/01/21
  • G-WORKS編集部

箱スカ2ドアGT-Rってバケットシートなのに5人乗り?

70年代のクルマなのにそんな工夫が!

ご存じ箱スカGT-Rハードトップ(KPGC10)外観ではバーフェン、エンジンなど話題になることも多いけど、実は室内にも特徴が!!
今のクルマは殆ど電子制御。しかし、昔のクルマは電気(ステッピングモーターなど)やその制御に電気仕掛けは使えなかったから、機械的に様々な工夫がされている。今回は箱スカGT-Rのちょっと特殊なシートレールを紹介しよう

当時としては珍しいリクライニングしないフルバケットシート。普通、コレを付けてしまうと後部座席に乗り降りが出来なくなってしまうんだけど…当時の開発陣はスゴいのです!!

箱スカGT-R(PGC10/KPGC10)を解説するサイトや書籍はとても多いけど、メーカーから出されている情報程度しか見られないものが多い。そう言うものを横目にオーナー目線で常に向き合っているG-ワークスでは、知らなかった部分、情報を常に掲載してきたので驚きと感動をお伝えしていると思っております。今回紹介するこの情報も、G-ワークスや旧車の全てシリーズで掲載しているので知っている人もいると思うけど知らない人のために披露しましょう。

自動車メーカーは一般的なカタログモデルから、特別仕様としたレース指向・スポーツ指向の強いモデルに、背もたれがリクライニングしない固定式バケットシートをメーカー自ら取り付ける場合ある。しかし2ドア車は構造上・5人or4人乗りだったとしても2人乗りになる(法規的)事が多い。それはなぜか?軽量化やスポーツモデルは2人乗りという事もあるけど、ただ単純にバケットを取り付けると後部座席に乗り降りがしにくくなるから。という問題が大きく2人乗りということにしている場合が多い。

はい、このように前後に動くシートレールはもちろん固定したまま、そこからヒンジ等を用いてシート丸ごと跳ね上げ、しかもこちらから見ると奥側に斜めに跳ね上げる構造とすることで、少しでもシートとピラーの隙間を拡げようという工夫がされているのです

箱スカGT-Rも当時としてはとても珍しい固定式のフルバケットが装着されたわけだけど、しかし後部座席に乗り込むことが出来る構造となっているのだ!

写真を見てもらえば分かってもらえると思うけど、シート下側のレバーを操作することでこのように跳ね上げ(結構力がいるが)して、後部座席に人が乗り降りが出来るようになる。このシートレール部はとても特殊で跳ね上がりながら、中心部(フロアトンネル)側に傾いて倒れるヒンジ的なものが装着されていて、乗り込みやすくなる工夫がされている。いかにも当時の手の込んだ作りをアナログで製作した技術の粋!このリクライニングを操作しているだけでも楽しくなってしまうし、軽量化を謳うならこのような機構を省略すれば軽量化は可能だけど、安易に搭乗人数を減らさないその姿勢が、今とは違う考え方でとても好感が持てます♪

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