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  • 2017/08/08
  • GENROQ編集部

究極のエヴォーラ、デビュー。

限定60台の「EVORA GT430」の内容とは。

LOTUS EVORA GT430
ロータスは、すでにラインアップされる2+2モデルのエヴォーラをベースに、その究極形となる「エヴォーラGT430」を限定60台でリリースした。その内容には注目すべき点が実に多く、パワーアップのみならず、カーボンをふんだんに使用し徹底した軽量化を実現しながらも同時に空力性能を大幅に向上させるなど、スポーツカーとして優れたアプローチが随所に施されている。

ロータス史上、最強のロードカー。

英国製ライトウエイト・スポーツの代表、ロータスがフラッグシップのエヴォーラをベースにさらに磨きをかけた「エヴォーラGT430」をリリースした。

すでにラインアップされているベーシック版のエヴォーラ 400 と、その上をいくエヴォーラ スポーツ 410 に続き、今回で第3のモデルとなるものの、その内容はこれまでとは一線を画した“究極のエヴォーラ”と言ってもいいだろう。

ハンドメイドのカーボン製コンポーネントを多用することでさらなる軽量化を実現しただけでなく、ミッドに搭載される3.5ℓ V6スーパーチャージャーユニットも436psまでパワーアップされている。

しかもエアロダイナミクスの向上を狙い、エクステリアにも独自のフィニッシュを与えるなど従来のエヴォーラとは似て非なる内容で魅了する。さらにシャシーにも手を加えることにより、ロータス史上もっともパワフルかつ優れたコントロール性を見せると自ら豪語するあたり、相当な自信が伺える。

生産数は限定60台。確かにその内容を知れば、これほど魅力的なロータスは他には見られないと納得するだろう。

カーボン&エアロダイナミクスによる相乗効果。

独特の雰囲気をもつエクステリアは、カーボン素材を採用するだけあり、かなりアグレッシブだ。

その車重は、乾燥重量で1285kg。しかも機能面でも一切の妥協はなく、優れたエアロダイナミクスを実現するために、フロントの開口部を拡大し、スプリッターを加え、さらにフロントホイールアーチ上にエアブレードとルーバーを追加。

リヤ側には、ホイールアーチ内の圧力を抑えるために各ホイールの後方にエアロダクトまで設けている。さらに大型のリヤデュフューザーや巨大なカーボン製ウイングを備えた結果、ダウンフォース量は最大250kgを実現したという。

こうして軽量化を実現しながらも同時にエアロダイナミクスを追求したため、実際にはパーツ量の増加は見られるものの、それでもエヴォーラ410より26kgほど軽く仕上がっている点は注目に値する。

本来ならウイングやタイヤサイズの拡大により、9kgは増加するところをそれ以上の軽量策で対応しているのだから実にロータスらしいアプローチである。

ハンドリング進化論。

カーボン素材はボディだけにとどまらず、精巧に作り込まれたキャビンにおいても細部まで使用されているのも特徴。丹念に仕上げられたレースシートやドアシル、新設計のインストルメント・パネルカバーなどまでカーボン仕立てだ。

今さら言うまでもないが、ロータスの美点は卓越したハンドリングにある。

このエヴォーラGT430にはパワーアップに伴う専用セッティングのオーリンズ製の2ウエイ・アジャスタブル式ダンパーが装着され、バンプ/リバンプをそれぞれ20段階まで調整可能(しかもこのダンパーだけでもエヴォーラ スポーツ410よりも10kgほどの軽量化されているという点も注目に値する)。

スプリングはバネ定数を見直したアイバッハ製、アンチロールバーも強化され、快適性を維持しつつも、より俊敏かつ確実な結果をもたらすようセットされている。

その結果、ロータスのテストトラックであるヘセルでは、エヴォーラシリーズ最速を記録しただけでなく、同社の3-イレブンのロードバージョンと並ぶ、1分25秒8をマークしたという。

もちろん、その要因には先にも触れたエアロダイナミクスによる効果も大きい。前後アクスルにかかる負荷を大幅に軽減したことによって慣性モーメントを極力抑えられた結果、瞬間的なレスポンスと優れた俊敏性を実現し、ドライバーへのフィードバックが向上しているだけに、的確な判断と操作ができるようになっているという。

パワーアップのみならず快音と軽量化を実現。

巨大なリヤウイングと大型リヤデュフューザーを備える。

ミッドシップマウントされるトヨタ製のインタークーラー付き3.5ℓ V6スーパーチャージャーエンジンは、436ps/7000rpm&440Nm/4500rpmという最大出力&最大トルクを発揮する。

エヴォーラ スポーツ410比では、パワーで20ps、トルクは20Nmほど向上していることも魅力だが、それ以上に10kgの軽量化にも成功したチタン製エキゾーストによる“快音”も期待できそうだ。

また、6速トランスミッション(オートマチックの設定はなし)にはシングルマスのフライホイールに、トルセン式LSDを組み合わせ、トラクション性能に対するアプローチも万全。

コーナリング時における姿勢変化とコントロール性はヘセルで記録したタイムでも証明されているが、エモーショナルな部分においても、それ相当な刺激的な走りを披露するに違いない。

綿密に制御できるドライブモード。

トランスミッションは6速MTのみの設定。

エヴォーラGT430のドライブモードは従来型同様に、ドライブ/スポーツ/レース/オフと4モード用意されているが、新開発の可変トラクションコントロールにより、レースモードではホイールのスリップ率を手動によって調整が可能となったのも話題だ。

インストルメントクラスターに表示される画面にて確認しながら5段階のトラクションレベル(1%、3%、6%、9%、12%スリップ)のいずれかを設定できるようになった。

もちろん、その“本気モード”に対応するべく、標準タイヤは従来より10mmワイドに設定された、ミシュラン パイロット スポーツ CUP 2 (フロント245/35 R19、リヤ295/30 R20)を装着。ホイールも1インチワイドな10.5J幅の リヤホイールが選択されている。当然、超軽量鍛造アルミホイールを装着し、ブラックまたはシルバーのほか、オプションではグロスレッド仕上げやリムカットデザインのグロスブラックの用意もあるという。

無論、ブレーキシステムも抜かりない。AP レーシング製4ピストンキャリパーを標準とし、フロントにはJ型グルーブ付き2ピース・ベンチレーテッド・ブレーキディスクを、リヤには中央部が軽量アルミ製で従来品より2kgほど軽い3ピースディスクを採用している。

ジャン-マルク・ゲイルズCEOの自信。

CEOのジャン-マルク・ゲイルズは、このエヴォーラGT430に相当な自信を持っているようだ。実際、次のようなコメントを公表している。

「ロータスは、技術的な知識を駆使して軽量化のためのエンジニアリングを開発することで知られています。実際にエヴォーラGT430は極めてパワフルではありますが、性能は決して荒っぽいものではありません。スピードに関係なく、パワー、繊細さ、接地性が絶妙なバランスで発揮されています。しかもサーキット走行を満喫した後、そのままいつも通りに乗って帰ることができるように造りました」と。

他社を引き合いに出すまでもないが、最新のロータスはポルシェなどと同様、日常使いからサーキットまでこなせることを条件としている。その点で見ても今回のエヴォーラGT430は、911シリーズと比較しても遜色ないだろう。一日も早くこのステアリングを握ってみたいものだ。

シートの背面にもカーボン採用。個性的なトリムデザインが施された新設計のスパルコ製シートの選択も可能だ。また、サーキット走行を好むオーナー向けに4点式ハーネス、およびチタン製フレームの用意もあるという。
増大したダウンフォースとパワーを活かすために、従来型よりも10mmワイドなタイヤを装着。そしてフロントフェンダー後方に施されたエアロダイナミクスに対するアプローチ。これだけでもその効果に期待できることがわかる。

【軽量化の詳細】
《エヴォーラ スポーツ 410 比、26kg の軽量化の内訳》
・標準チタン製エキゾースト=-10kg
・カーボン製ボディパネル=-4.7kg
・Öhlins 製ダンパー/Eibach 製アジャスタブル・スプリング・アセンブリ=-10kg
・軽量リヤブレーキディスク=-2kg
・アルミ製アンダートレイ=-1.5kg
・軽量アルミ製ブラケット=-1.3kg
・軽量ポリカーボネート製バックライトガラス=-0.5kg
・フルードフィラーの形状変更=-2.5kg
※上記により計35kg を削減。ワイドなホイールとタイヤ(+5kg)、リヤウイング(+4kg)による増量分を差し引いた結果、26kg の軽量化を実現した。

【SPECIFICATIONS】
ロータス・エヴォーラGT430
■ボディサイズ:全長4359.5×全幅1845×全高1220㎜ ホイールベース:2575㎜ ■車両重量:1299〈乾燥重量:1258〉㎏ ■エンジン:V型6気筒DOHCスーパーチャージャー ボア×ストローク:94×83㎜ 圧縮比:10.8 総排気量:3456 cc 最高出力:320kW(436ps)/7000rpm 最大トルク:440Nm(44.8kgm)/4500rpm ■トランスミッション:6速MT ■駆動方式:RWD ■サスペンション形式:F&Rダブルウイッシュボーン ■ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク ディスク径:F370 R350mm ■タイヤサイズ(リム幅):F245/35ZR19(8.0J) R295/30ZR20(10.5J) ■パフォーマンス 最高速度:305 km/h 0→100㎞/h加速:3.8秒 ■車両本体価格:1944万円(税込)

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