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  • 2017/06/15
  • 世良耕太

[ル・マン24時間2017特集] トヨタTS050のディテール

世良耕太の現地レポート⑤

世良耕太のル・マン24時間現地レポートのその⑤は、優勝候補のトヨタTS050のディテールに迫ります。
予定されている時間ぎりぎりのタイミングでトヨタのトランスポーターが車検場(レピュブリック広場)の近くにやってきました。今年は3台で参戦するのでトランスポーターは2台だろうと勝ってに予想していたのですが、1台で積めてしまうのですね。
1台のトランスポーターに3台のマシンを積み込むにはそれなり(いや、相応の)コツが必要なようで、3台のうち2台は前後のセクションを取り外します。
お尻、隠していますね。
リヤセクションを外したまま放置している時間もそれなりにありました。リヤタイヤの内側が確認できます。空力処理、凝っていますね。
凝っているといえば、トヨタTS050ハイブリッド2017年仕様は、サイドポンツーンの後端にダクトがあるのが特徴で、ディフューザーとエンジンカウルに挟まれた空間とつながっています。 「床下に徹底的に空気を入れてダウンフォースを取り戻す」のがコンセプトだそうですが、よく見ると、地面が見えています(丸囲み)。サイドポンツーン経由で、床下にも空気が供給されているようです。
ディフューザーの上部はミニウイングを取り付けたポルシェ919ハイブリッドとは異なり、ガーニーフラップ状の処理(矢印)です。
ファイナルドライブユニットの前方に、メインダンパーらしき筒状のパーツが見えます。リヤサスペンションを新設計したことをトヨタは認めています(以前はギヤボックスケーシング上面配置だったような……)。 テクニカルディレクターのパスカル・バセロン氏は「どう変えたか細かいことは言えないが、レイアウトを変えたのは事実。タイヤをもっと上手に使うためと、パッケージング上の理由」と説明してくれました。

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