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  • 2017/04/28
  • CAR STYLING編集部 松永 大演

品質を高めてきた中国メーカー

Part1. 中国車の「車」としての進化にびっくり

2017上海モーターショーのエントランス。前年よりプレスは少ないようだが、車の品質は非常に高まってきている。
「上海はどうでした?」と、必ず取材後に出会ったデザイナーからは聞かれた。(中国の進化は驚異的で、このままでは日本はかなりやばいっすよ)と言うと、「そうですよね、やはり皆言っています」という返事が返ってくる。中国はもはやコピーの国ではなく、世界的常識を身につけ、品質さえも手に入れようとしている。

上海汽車の小型SUV"MG ZS"。同社は英国MGの正式な後継企業としてMGブランドを再構成している。

4月に開催された、中国のモーターショー「オート上海2017」は衝撃的だった。コンセプトカー、新型車ともにその仕上がりのレベルは極めて高い。今回もいくつかのウェブサイトでは、中国車=コピー商品といった話題が出ていたが、そのニュースもしぼんでしまった印象がある。

それもそのはずで、完全コピーに近いものは、もはや少ない。
参考までにこれまでの中国市場を賑わすコピー製品の実態といえば、例えば先代のハイエースのコピー車。かなりの数が街を走り、目につく先代ハイエースはかなりがコピーといっていいほどで、公共機関などでも使用されていたりする。メーカーによってコピーのレベルは違うが、フロントドア後方にあるべき給油口がリヤエンドにあったりするので、パッケージが完全に違うことがわかる。

安価な値段で高級車気分をという触れ込みとも言われる众泰汽車(Zotye Motors)。今回はマカンのコピーと思しきSR9を投入。

最近ではレンジローバー・イヴォークの登場があまりに衝撃であったようで、このモデルのコピーが複数作られた。また今でも、完全コピーを続けるメーカーも存在はしている。しかし完全コピーをしているのは、旧来の比較的小さなメーカーだ。今回のショーでもポルシェ・マカンをコピーとしたと思われるメーカーも登場した。これらは決して許されることではない。
しかしそれと並行して、いわゆる中国の10大メーカーと呼ばれる企業は今ではコピーとは無縁で、まったくその先を見ている。(もちろん過去の歴史を見れば、これらのメーカーもコピーの経緯がなかったわけではない)
もはや中国車について話題にするのは、コピーの問題などではない。そんな話題に終始していては、日本車が危機に陥ってしまうように思う。


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